Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-

10.1.1 印刷方法を考慮したJCLを作成する

以下に示すJCL出力ファイルについて、印刷処理に関する属性をJCLに指定します。

• file文に指定したファイル
• 標準出力、標準エラー出力、ジョブリスト

指定できる印刷処理に関する属性は、以下のとおりです。

• セパレータの付加

出力ファイルを印刷するときに先頭にセパレータをつけるかどうかを選択することができます。

• コメントの付加

印刷される出力ファイルにコメントをつけることができます。コメントは[ジョブ出力制御]ウィンドウに表示されます。

• メッセージ事象の発生

印刷完了時にメッセージ事象を発生させることができます。このメッセージ事象を待ち合わせるジョブネットを登録すると、出力ファイルの印刷完了を契機としてジョブネットを起動できます。

 

さらに出力ファイルの印刷基盤として、Systemwalker PrintMGRを選択すると、以下の出力ファイルについても、印刷処理に関する属性をJCLに指定できるようになります。

• 実行プログラムの出力ファイル

また、以下の印刷処理に関する属性も指定できるようになります。

• 出力優先度の指定

出力ファイルを印刷するときの出力優先度を指定することができます。

• 用紙コードの指定

用紙コードを指定することができます。直前に印刷処理中だったJCLの用紙コードと異なる場合にポップアップメッセージが表示されます。特別な用紙を使うJCLに用紙コードを指定しておけば、自席で用紙交換のメッセージを確認できるので、プリンタで異常が発生する前に対処できます。

• 出力部数の指定

印刷する部数を指定することができます。

印刷処理に関する属性は、JCL全体に適用されます。

印刷処理に関する属性の指定方法

印刷処理に関する属性は、JCLのjpattr文で指定します。jpattr文の詳細については“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。