Systemwalker OperationMGR 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003-
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上へ第7章 ジョブを操作する

7.3 デマンドジョブを操作する

[Systemwalker OperationMGR]ウィンドウの業務選択ウィンドウの[ジョブ]配下で投入したデマンドジョブの操作は、[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウで行います。[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウでは、デマンドジョブだけでなく、スケジュールジョブも含めたすべてのジョブに対して、以下の操作ができます。

■操作手順

  1. 操作対象のジョブの選択
  2. [Systemwalker OperationMGR]ウィンドウの業務選択ウィンドウで[ジョブ]を選択します。メインウィンドウに[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウで操作対象のジョブを選択します。

    [図:[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウ]

    image

  3. ジョブの操作
  4. 以下の方法でそれぞれ操作します。

    実行の保留:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[保留]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[保留]をクリックします)。
    保留の解除:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[保留解除]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[保留解除]をクリックします)。
    実行キューの移動:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[移動]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[移動]をクリックします)。[ジョブの移動]ダイアログボックスが表示されます。下記の[ジョブの移動]ダイアログボックスの設定方法を参照し、移動先のキューを指定します。
    ジョブの削除:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[削除]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[削除]をクリックします)。
    ジョブ情報の変更:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[変更]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[変更]をクリックします)。[ジョブの情報変更]ダイアログボックスが表示されます。下記の[ジョブの情報変更]ダイアログボックスの設定方法を参照し、変更内容を入力します。
    ジョブ出力の操作【Windows】:
    [ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[出力制御]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューの[ジョブ操作]から[出力制御]をクリックします)。[ジョブ出力制御]ウィンドウが表示されます。下記の[ジョブ出力制御]ウィンドウの表示を参照し、各項目を確認します。

     

    [ジョブの移動]ダイアログボックスの設定

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[移動]を選択することにより表示される[ジョブの移動]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

    [図:[ジョブの移動]ダイアログボックス]

    image

    [元のキュー]:
    当該ジョブが、現在存在しているキュー名が表示されます。
    [移動先キュー名]:
    移動先キューを選択します。

     

    [ジョブの情報変更]ダイアログボックスの設定

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[変更]を選択することにより表示される[ジョブの情報変更]ダイアログボックスにて必要な設定をします。

    [図:[ジョブの情報変更]ダイアログボックス]

    image

    [実行優先順位]:
    当該ジョブの実行優先順位を変更します。
    [実行優先度]:
    当該ジョブの実行優先度を変更します。

     

    [ジョブ出力制御] ウィンドウの表示

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ファイル]メニューの[ジョブ操作]から[出力制御]を選択することにより表示される[ジョブ出力制御]ウィンドウにて各項目を確認します。

    [図:[ジョブ出力制御]ウィンドウ]

    image

    [ジョブ名]:
    ジョブ名が表示されます。
    [コメント]:
    JCLで指定したコメントが表示されます。
    [ジョブ番号]:
    ジョブ番号が表示されます。
    [状態]:
    出力ジョブの現在の状態(出力待ち/出力中/保留/保存/異常/出力異常)です。
    [出力サーバ名]:
    ジョブを出力したサーバ名が表示されます。
    [投入サーバ名]:
    ジョブを投入したサーバ名が表示されます。
    [投入者]:
    ジョブを投入したユーザ名が表示されます。
    [印刷ページ]:
    現在出力中のページ数です。
    [総ページ]:
    出力ジョブの総ページ数です。

     

■ジョブの状態と操作の関係【Windows】

ジョブの各状態に対して、操作できる/できないの関係を以下に示します。

■ジョブの状態と操作の関係【UNIX】

ジョブネットの各状態に対して、操作できる/できないの関係を以下に示します。

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ネットワークジョブの操作

他サーバに実行依頼したネットワークジョブの操作は、実行サーバ上ではなく、ジョブの投入元サーバで行ってください。実行サーバ側で操作した場合の動作は保証されません。

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出力ファイルの印刷状態の操作について

出力ファイルの印刷状態の操作についての詳細は、以下の説明を参照してください。

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サーバでのジョブ操作について

サーバ側からジョブを操作することもできます。その場合は、qhold(実行の保留)、qrls(保留の解除)、qmove(実行キューの移動)、qdel(ジョブの削除)、qjalter(ジョブ情報の変更)コマンドを使用します。各コマンドについて詳細は、“Systemwalker OperationMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

Windows版の場合は、ジョブ出力制御が有効の場合、コマンドによるジョブ出力の操作はできません。

 


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