Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
索引

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第2章 ファイルの形式
2.2 定義情報
2.2.23 ネットワーク管理のポリシー情報ファイル
2.2.23.2 ノード検出の設定
パラメタの記述形式を以下に示します。
[ND]
PO0=設定先種別, 設定先, 設定有効フラグ, 検出対象絞込みフラグ,
検出対象絞込みマスク, 検出モード, カスタムモード動作マスク, ICMP多重度,
タイムアウト, リトライ回数, 動作時間設定タイプ,
ポーリング間隔, 動作時間帯フラグ, 監視時間帯設定数, 開始時刻(*1),
終了時刻(*1), 動作時刻数, 動作時刻(*2)
*1: 開始時刻および終了時刻の対で複数設定可能
*2: 時刻は複数設定可能
■パラメタ
- 設定先種別(文字列):
- ポリシー設定を行う設定先を記述します。設定先には、以下の文字列を指定します。
- ”DV”:
- 部門に対して指定する場合
- ”SG”:
- ネットワークに対して指定する場合
- 設定先(256文字以内の文字列):
- 設定先種別によって以下を指定します。
- 設定先種別が”DV”の場合:
- 管理サーバとなるノードに所属するインタフェースのホスト名あるいはIPアドレスを指定します。
- 設定先種別が”SG”の場合:
- ネットワークアドレスを指定します。
- 設定有効フラグ(2バイトの数値):
- 無効を指定した場合、実処理は行われません。
- 0:
- 無効
- 1:
- 有効
- 検出対象絞り込みフラグ(2バイトの数値):
- 検出対象の絞り込みを行うかどうかを指定します。
- 0:
- 検出対象の絞り込みを行わない。
- 1:
- 検出対象の絞り込みを行う。
- 検出対象絞り込みマスク(2バイトの数値):
- 検出対象を指定します。
- 1:
- ルーター
- 2:
- ハブ
- 3:
- ルーターとハブ
- 検出モード(2バイトの数値):
- 検索方法を指定します。
- 1:
- ARPテーブルを参照して高速にノードの検出。
- 2:
- ICMPを使用して確実にノードを検出。ICMPの多重度は10。
- 3:
- 設定を自由にカスタマイズ。
- カスタムモード動作マスク(2バイトの数値):
- 検出モードにカスタムを指定した場合に、その動作を指定します。
- 1:
- ARPテーブルを参照する。
- 2:
- ICMPを使用する。
- 3:
- ARPテーブルを参照する。かつICMPも同時に使用する。
- ICMP多重度(2バイトの数値):
- カスタムモード動作マスクで「2または3(ICMPを使用する)」を指定した場合のICMPの多重度を指定します。(1〜256)
- タイムアウト(2バイトの数値):
- ポーリングのタイムアウト時間を秒単位で指定します。(1〜3599)
- リトライ回数(2バイトの数値):
- ポーリングタイムアウト時のリトライ回数を指定します。(0〜999)
- 動作時間指定タイプ(2バイトの数値):
- 動作時間の指定方法を指定します。
- 0:
- 動作時間の指定をポーリング間隔指定で行う。
- 1:
- 動作時間の指定を動作時刻指定で行う。
- ポーリング間隔(2バイトの数値):
- ポーリング間隔を秒単位で指定します。(1〜86399)
- 動作時間帯フラグ(2バイトの数値):
- ポーリング間隔を指定した場合に、そのポーリング間隔で動作する時間帯を指定するかどうかを指定します。
- 0:
- 指定しない
- 1:
- 指定する
- 動作時間帯設定数(2バイトの数値):
- 指定する動作時間帯の数を指定します(上限は60)。指定しない場合は0を指定してください。
- 開始時刻(2バイトの数値):
- 動作時間帯の開始時刻を0:00からの秒数で指定します。(0〜86399)
- 終了時刻(2バイトの数値):
- 動作時間帯の終了時刻を0:00からの秒数で指定します。(0〜86399)
- 動作時刻数(2バイトの数値):
- 指定する動作時刻の数を指定します(上限は60)。指定しない場合は0を指定してください。
- 動作時刻(2バイトの数値):
- 動作時刻を0:00からの秒数で指定します。(0〜86399)
- 検出対象:
- 既存ノードの検出(更新)か、新規ノードの検出を行うか指定します。[ND]セクションではなく、[ND-EX]セクションに記述します。[ND]セクションと同一のkeyに対して、以下のどちらかを指定します
- 0:
- 新規ノード検出
- 1:
- 既存ノード検出
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