Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.154 poout(イベント監視の条件のポリシー移出コマンド)
■機能説明
本コマンドは、運用管理サーバにノードごとに登録されているポリシーのうち、イベント監視の条件/アクション環境設定/監視ログファイル設定/メール連携環境設定を、指定されたディレクトリに切り出してコピーします。ディレクトリに作成されたファイルを、別の運用管理サーバにポリシーとして登録したり、部門管理サーバ・業務サーバにオフラインで設定することができます。ポリシーとして登録する場合は、poin1コマンドを使用します。オフラインで設定する場合は、poin2コマンドを使用します。
■記述形式
poout |
-n NodeName|-i IPADDR|-f FolderName -d DirName |
■オプション
- -n NodeName:
- ポリシーを設定したノードの運用名を指定します。
- -I IPADDR:
- ポリシーを設定したノードのIPアドレスを指定します。
- -f FolderName:
- ポリシーを設定したフォルダの運用名を指定します。
- -d DirName:
- 定義を出力するディレクトリ名をフルパスで指定します。定義は指定したディレクトリ配下に“MpAosfB”ディレクトリを作成し、出力します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 1:
- コマンドの実行権なし。または、指定したオプションが正しくない。
- 2:
- 指定されたノードまたはフォルダにはポリシーが設定されていない
- 3:
- ファイルのコピーに失敗した(ディレクトリ名異常/アクセス権なし)
- 4:
- Systemwalkerが起動されていない
- 10:
- システムエラーが発生した
■参照
poin1(イベント監視の条件のポリシー登録コマンド)
poin2(イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド)
表:イベント監視用コマンド
■コマンド格納場所
Solaris OE
Linux |
/opt/FJSVfwaos/usr/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- システム管理者(スーパ・ユーザ)だけが実行できます。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 定義を出力するディレクトリは、あらかじめ用意してください。
- 本コマンドを起動する場合、Systemwalkerが起動されている必要があります。
- 移出元の運用管理サーバの監視ツリーに、コマンドで指定したフォルダ名のフォルダが複数存在する場合、このフォルダからの移出はできません。
移出を行うフォルダ内のノードを指定して、コマンドを実行してください。
■使用例1
ノード“名古屋支店”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出します。
poout -n 名古屋支店 -d /tmp/nagoya
■使用例2
フォルダ“名古屋”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出します。
poout -f 名古屋 -d /tmp/nagoya
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