Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - |
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Systemwalker Centric Managerがメッセージ送信先システムと通信時に使用するIPアドレスを本コマンドで定義します。
IPアドレスを複数持つシステムへSystemwalker Centric Managerがインストールされた場合に、1つのIPアドレスだけを使用してメッセージ送信先と通信させる場合に、本コマンドで通信用IPアドレスを定義します。
本定義を行うことで、SunClusterの監視が可能となります。また、複数インターフェイスを持つシステム上で定義を実施すると、運用管理サーバ上で1つのインターフェイスを持つシステムとして見せることができます。(この場合は、該当ノードをAutoMapの対象にしないでください。)
SunClusterにSystemwalker Centric Managerをインストールした時は必ず実行してください。この時指定するIPアドレスはSunClusterを構成している各ノードで一意となる物理IPアドレスを指定してください。また、このIPアドレスはメッセージ送信先に定義したホストとネットワーク的に通信可能なIPアドレスを指定してください。
SafeCLUSTERにSystemwalker Centric Managerがインストールされている場合この定義が実施されないと、クラスタ管理画面用に定義されているIPアドレスを使用してメッセージ送信先と通信します。クラスタ管理画面用に定義されているIPアドレスを使用しての通信に支障がある場合は、本コマンドで使用するIPアドレスを変更してください。
opasetip |
-n nodename -i IpAddr | -l | -d nodename |
表:イベント監視用コマンド
Solaris OE |
/opt/systemwalker/bin |
本コマンドで定義を実施した場合は、以下の操作を実施してください。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a
実行例を以下に記述します。
IPA1: NodeAの物理IP 20.10.10.1と仮定します。
運用管理サーバと通信可能
IPA2: NodeAの物理IP 10.10.10.1と仮定します。
運用管理サーバと通信不可能
IPB1: NodeBの物理IP 20.10.10.2と仮定します。
運用管理サーバと通信可能
IPB2: NodeBの物理IP 10.10.10.2と仮定します。
運用管理サーバと通信不可能
C:論理IP 20.10.10.3と仮定します。
メッセージ送信先に指定した名前をUNKANとします。
UNKAN : 10.10.10.1
UNKAN 10.10.10.2
nodename : IpAddr nodename : メッセージ送信先システム名 IpAddr : 使用されるIPアドレス
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