Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
索引

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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.42 mpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)
Systemwalkerコンソール機能では、システム構成の定義にあたり、監視画面のメニュー項目登録コマンドを提供しています。Systemwalker Centric Managerの監視マップおよび性能監視マップ(ノード中心マップ、ペアノード経路マップ)で、操作メニューおよびマップ上のノードを選択して、右ボタンによるポップアップメニューの項目を追加登録するためのコマンドです。
■機能説明
本コマンドは、指定システムに対する操作メニュー(監視マップ上での右クリックによるポップアップメニューを含む)および性能監視のマップ上のノードに対する操作メニュー(右クリックによるポップアップメニューを含む)を登録することができます。
なお、Systemwalker Webコンソールで表示可能な操作メニューは、wオプション指定で追加されたもののみです。
■記述形式
mpaplreg |
-a -m アプリ名 -p ホスト名 -c コマンドライン [-w] |
mpaplreg |
-d -m アプリ名 [-p ホスト名] |
mpaplreg |
-v [-m アプリ名] |
■オプション
- -a:
- ポップアップメニュー項目を登録するときに指定します。
- -d:
- ポップアップメニュー項目を削除するときに指定します。
- -v:
- アプリケーションとノードの関係を表示するときに指定します。
- -m アプリ名:
- ポップアップメニュー項目に登録する名前を記述します。32バイト以内で指定します。名前に空白やコンマを含む場合、””で名前を囲んで指定してください。
- アプリ名は重複を防ぐため、一般的な名称ではなく、製品名を使用してください。(例: ABCmanager)
- 表示時に本オペランドを省略すると、すべてのアプリケーションが表示の対象になります。
- -p ホスト名:
- アプリケーションが対象とするノードのホスト名を記述します。128バイト以内のASCII文字で指定します。
- ホスト名を指定していないノードについては、IPアドレスを15バイト以内のASCII文字で指定します。
- 削除時に本オペランドを指定すると対象のノードのポップアップメニュー項目が削除されます。
- 削除時に本オペランドを省略するとアプリの対象となっているすべてのノードに対してポップアップメニュー項目が削除されます。
- -c コマンドライン:
- ポップアップメニュー項目を選択したとき起動されるコマンドラインを記述します。
- コマンドラインには、アプリケーション用のコマンドまたはURLを指定します。
- 255バイト以内のASCII文字で指定します。コマンドラインまたはURLに空白やコンマを含む場合は、””で囲って指定してください。
- コマンドラインには以下のパラメタを含むことができます。
- %HOST:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのホスト名が展開されます。
- %IP:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのIPアドレスが展開されます。
- %SUBNET:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのサブネットアドレスが展開されます。
- %SYSTEM:
- 実行時にマップ上で選択されたノードの表示名が展開されます。表示名には空白の指定ができるため、\”で囲んで指定してください。
- %USER:
- Systemwalker Centric Managerの起動ユーザ名が展開されます。
- %RCOM:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのReadコミュニティ名が展開されます。コミュニティ名に空白やコンマの文字列を使用する場合、\”で囲んで指定してください。
- %WCOM:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのWriteコミュニティ名が展開されます。コミュニティ名に空白やコンマの文字列を使用する場合、\”で囲んで指定してください。
- %SYSOBJ:
- 実行時にマップ上で選択されたノードのSysObjectIDが展開されます。
- 上記のパラメタをコマンドライン/URLに含めた場合、実行時に展開された値の長さに応じて、コマンドライン/URL長が長くなることがあります。
- また、使用のOSによって、実行時に展開されたコマンドライン/URLの長さの制限を受ける場合があります。
- -w:
- コマンドラインにURLを指定したときに記述します。
■参照
表:監視画面用コマンド
■コマンド格納場所
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Windows 9x系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- Administrator権限/DmAdmin権限(Windows NT系)で実行してください。
- 運用管理クライアントで実行可能です。
■注意事項
Systemwalkerコンソールの場合、メニュー項目の変更は画面の再起動後に有効になります。
■使用例
本コマンドは、MS-DOSコマンドです。MS-DOSコマンドのパラメタの中に空白やコンマを含む場合、パラメタを””で囲むことが必要です。
さらに、パラメタの中に可変パラメタが存在し、かつ、可変パラメタの中に空白やコンマを含む場合、\”で可変パラメタを囲むことが必要になります。
コマンドの入力例を以下に示します。以下の条件で指定しています。
■実行結果/出力形式
表示の形式には、アプリ指定の表示形式とすべての表示形式の2種類があります。
アプリ指定の表示形式を以下に示します。

すべての表示形式を以下に示します。

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