Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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目次
索引

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第1章 コマンドリファレンス
1.2 コマンド
1.2.32 f3crrcmd(Systemwalkerコンソールの操作メニューでのリカバリフロー実行用コマンド)
本コマンドは、操作メニューからリカバリフローを実行します。
■機能説明
プロジェクトとリカバリフローを指定して本コマンドを操作メニューに登録しておくことにより、[Systemwalkerコンソール]から指定したプロジェクトのリカバリフローを実行することができます。また、そのリカバリフローで絞り込んでリカバリフローの監視ウィンドウが起動されるため、実行状況を監視することができます。
■記述形式
f3crrcmd |
-h {%SVIP|%IP} -c -fp projectname -fw flowname [-f filename] [@xxx=yyy] |
f3crrcmd |
-h {%SVIP|%IP} -c -l -fp projectname |
■オプション
- -h {%SVIP|%IP}:
- 運用管理サーバのIPアドレスを指定します。%SVIP、%IPは運用管理クライアントの置き換え文字を表します。起動時に運用管理サーバのIPアドレスに置き換えられます。%SVIP、%IPの使い分けは、運用管理クライアントのときは%SVIPを指定して、接続している運用管理サーバのIPアドレスに置き換えられ、全体監視クライアントのときは%IPを指定して、選択している運用管理サーバのIPアドレスに置き換えられます。
- -c:
- 本コマンドの機能を定義します。
- -fp projectname:
- 実行するリカバリフローが属しているプロジェクト名を指定します。-lオプション指定時は、リカバリフローの一覧表示するプロジェクト名を指定します。
- -fw flowname:
- 実行するリカバリフロー名を指定します。
- -f filename:
- タスクに指定したコマンドのシステムあるいはパラメタに可変パラメタが指定してあるとき、その置き換え文字が定義してあるファイルを指定します。ファイルは運用管理サーバ上にあるファイルでフルパスで指定します。省略は可能です。
- @xxx=yyy:
- タスクに指定したコマンドのシステムあるいはパラメタに可変パラメタが指定してあるとき、“%”の部分を“@”に変えて、可変パラメタの置き換え文字を定義します。システムの可変パラメタ置き換えは操作メニューの“指定システム”に登録したときに有効となります。
- 例えば、タスクに指定したコマンドのシステムの%SYSTEMを置き換えるときは@SYSTEM=%HOSTと指定します。この指定の場合、選択しているノードでコマンドが実行されます。
- -l:
- リカバリフローを一覧から選択して起動する場合に指定します。この指定をする場合、-fp projectnameの指定は必須です。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理クライアント用)
■コマンド格納場所
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin |
Windows 9x系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
■使用例
[操作]メニューからの起動
[Systemwalkerコンソール]の[操作メニュー]から[登録]を選択し、[全システム設定(追加)]ダイアログボックスを表示します。プロジェクト名“prj”、リカバリフロー名“flowstart”を起動させるように登録します。
[監視イベント対処]ダイアログの[ユーザ定義の対処]からの起動
[Systemwalkerコンソール]の[オプション]メニューから[カスタマイズ]を選択して[カスタマイズ]ダイアログボックスの監視イベント種別ウィンドウで対処コマンドで定義します。-lオプションを使用することで、監視イベント種別とプロジェクトを関連付けて、リカバリフローの一覧から選択して起動することもできます。
リカバリフローの呼出しは、[イベント]メニューの[監視イベントの対処]-[監視イベント:対処]ダイアログボックスで[メッセージ説明]タブを選択し、[復旧対処]ボタンで行います。
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