Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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上へ第1章 コマンドリファレンス
上へ1.2 コマンド
上へ1.2.16 drmsdfn(定義コマンド)
上へ1.2.16.1 サーバ用定義コマンド

1.2.16.1.2 業務構成情報の定義

■機能説明

業務構成情報として、業務名と業務に対応する資源グループまたは製品を定義します。

■記述形式

drmsdfn

-a job -j 業務名 [-t serv|ws] [-c コメント] [{-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]|-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名}]

■オプション

-a job:
本コマンドの機能を定義します。本オプションでは“job”と指定します。
-j 業務名:
定義する業務名を指定します。
業務名は、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の多国語文字列で指定します。
-t serv|ws:
業務を構成する資源グループまたは製品がサーバ用の資源か、クライアント用の資源かを指定します。本オプションでは、以下のように指定します。
なお、本オプションを省略した場合は、サーバ/クライアント共通の資源とみなします。
serv:
サーバ用の資源の場合
ws:
クライアント用の資源の場合
-c コメント:
利用者の任意なコメントを指定します。
コメントは、ASCII(30文字以内))、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)のブランクを含む多国語文字列で指定します。
ブランクを含む文字列で指定する場合は、“"(ダブルコーテーション)”で囲んで指定してください。この時、“"(ダブルコーテーション)”は文字数のうちには含まれません。
-g 資源グループ名:
業務を構成する資源グループ名を指定します。
資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または“#”で指定します。
なお、本オプションを指定する場合は、-pオプションを指定することはできません。
-v バージョン・レベル:
業務を構成する資源グループ、または製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
なお、-gオプションを指定する場合で、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。
-p 製品名:
業務を構成する製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定する場合は、-v、-oオプションも指定する必要があります。
なお、本オプションを指定する場合は、-gオプションを指定することはできません。
-o OS識別名:
製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは、UXP/DSのPUFをメンテナンス版数に登録する場合に使用し、以下のとおり指定します。
DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合:
UXPDS

■復帰値

0:成功
定義処理が正常に終了しました。
1:警告
同じ業務構成情報が定義されました。
3:処理継続不可能な使用者エラー
オプションの指定に誤りがあります。定義処理ができません。
4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。定義処理ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Solaris OE
HP-UX
AIX
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ用)と定義します。

drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU -t serv

■使用例2

業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ、クライアント共通)、“EIGYOUBU”(クライアント用)と定義します。

drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU
drmsdfn -a job -j 人事 -g EIGYOUBU -t ws

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。


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