Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ付録C 導入環境の変更
上へC.5 IPアドレスとホスト名の変更

C.5.5 クライアントのIPアドレス、ホスト名を変更する

クライアントの「IPアドレスの変更」、「ホスト名の変更」または「IPアドレスとホスト名の変更」の場合に、必要な作業手順を示します。

Systemwalker Centric Managerの停止(Windows NT系の場合)

image

ノード情報の変更

image

IPアドレス/ホスト名の変更

image

hostsファイルまたはDNSの変更

image

Systemwalker Centric Managerの起動(Windows NT系の場合)

image

機能ごとの変更

image

システムの再起動(クライアント)

Systemwalker Centric Managerの停止(Windows NT系の場合)

クライアントのOSがWindows NT系の場合、Systemwalker Centric Managerを停止します。

クライアントから以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin\pcentricmgr

pcentricmgrコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

ノード情報の変更

[注意事項]

  • サブネットが変更になる場合は、事前に新しくサブネットフォルダを作成しておきます。
    (クライアントの変更を行った時点で新フォルダに自動的に移動します。)

 

Systemwalkerコンソールの編集モードで、クライアントのノード情報を変更します。

IPアドレス/ホスト名の変更

クライアントのOSの変更でIPアドレス/ホスト名の変更を実施してください。

image

Windows 9x系のクライアントの場合は、IPアドレス/ホスト名変更後システムの再起動を行ってください。

hostsファイルまたはDNSの変更

運用に合わせて各サーバおよびクライアントでhostsファイルまたはDNSの変更を実施してください。

IPアドレス/ホスト名の変更については、“hostsファイルまたはDNSサーバの設定”を参照してください。

Systemwalker Centric Managerの起動(Windows NT系の場合)

クライアントのOSがWindows NT系の場合、Systemwalker Centric Managerを起動します。

クライアントから以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを起動します。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin\scentricmgr

クライアントのSystemwalker Centric Manager起動後、運用管理サーバで以下の作業を行います。

/opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all

scentricmgr、mpdrpspa.shコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

機能ごとの変更

機能ごとの変更を行います。変更を行う機能と変更が必要な場所を以下に示します。インストール種別または使用している機能により、設定を行ってください。


機能名

条件

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

運用管理クライアント

クライアント

イベント監視

選択

○ *

○ *

○ *

性能監視

選択

リカバリフロー

選択

スクリプト

選択

自動運用支援

選択

資源配付

選択

リモート操作

選択

*:メッセージ送信先システムとして設定しているサーバだけで実行します。

イベント監視の変更

[注意事項]

  • システム監視エージェントをインストール(Windows NT系)し、メッセージ送信先システムを定義している場合、変更が必要です。
  • 接続形態が必要時接続の場合、変更が必要です。

構成情報の削除

クライアントがメッセージ送信先システムとして定義していたシステムで、以下のコマンドを実行し、構成情報を削除します。

/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D クライアントのホスト名
備考.
クライアントのホスト名は、変更する前のクライアントのホスト名です。

構成情報の登録

クライアントで、以下のコマンドを実行し、構成情報を接続サーバに登録します。

/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a
備考.
メッセージ送信先システムで指定しているシステムが動作していることを確認して上記のコマンドを実行してください。

opaconstatコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

性能監視の変更

性能監視の変更は、運用管理クライアントの変更と同じです。クライアントをネットワーク性能監視の監視対象としている場合、変更が必要です。作業手順については、運用管理クライアントの“性能監視の変更”を参照してください。

リカバリフローの変更

変更するクライアントのOSがWindows NT系の場合は、運用管理サーバの変更と同じです。運用管理サーバで、リモートコマンドの実行先にIPアドレス/ホスト名を変更したクライアントを指定している場合は、変更が必要です。

作業手順については、運用管理サーバの“リカバリフローの変更”を参照してください。

スクリプトの変更

運用管理サーバのIPアドレス/ホスト名変更と同じです。スクリプトファイル中で、ホスト名を変更したクライアントを意識した処理を行っている場合、変更が必要です。

作業手順については、運用管理サーバの“スクリプトの変更”を参照してください。

自動運用支援の変更

運用管理サーバのIPアドレス/ホスト名変更と同じです。[イベント監視の条件定義]で、ホスト名を変更したクライアントのホスト名を特定している場合、変更が必要です。

作業手順については、運用管理サーバの“自動運用支援の変更”を参照してください。

なお、変更するクライアントのOSがWindows 9x系の場合、作業はありません。

資源配付の変更

資源配付クライアントがコンピュータ名運用以外の場合、以下の手順に従って、各コンピュータ上で作業を行ってください。

サーバの変更

なお、上記のサーバの変更を実施しなかった場合、変更前のクライアントと変更後のクライアントが2重に定義されます。その場合は、変更前のクライアント定義を削除してください。クライアントにダウンロードが実施されたタイミングでステータスが復元されます。

資源配付のサーバ/クライアントの定義については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

クライアントの変更

資源配付クライアントの管理ファイル格納ディレクトリ配下に以下のファイルが存在する場合は削除してください。

nodechk.inf
dnschk.inf

資源配付のサーバ/クライアントの定義については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

リモート操作の変更

[Livehelp Expert]で“IPアドレス帳”に登録してあるクライアントのIPアドレスが変更の場合、リモート操作エキスパートで変更が必要です。

リモート操作の定義方法については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。

システムの再起動

クライアントのシステムを再起動してください。

[作業完了の確認]

Systemwalkerコンソールで、変更したノードのノード情報を[ノードプロパティ]から確認してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2004