Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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目次
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第5章 環境構築
5.7 Web連携機能を設定する
5.7.1 Web連携機能の設定
5.7.1.2 WWWブラウザのセットアップ
WWWブラウザをセットアップします。セットアップ方法は使用するブラウザの説明書を参照してください。
Web連携機能は以下のURLで使用します。
http://運用管理サーバのホスト名/Systemwalker/index.html |
上記のURLを開くと[Systemwalker Web連携]ページが表示されます。
以下の設定が必要です。
- Cookie、JavaScriptの設定を有効にする。
- ActiveXコントロールの設定を有効にする。
- プロキシサーバを経由しないで運用管理サーバへ接続する。
- 性能監視機能(操作メニューの[ペアノード経路マップ表示]および[ノード中心マップ表示])を利用する場合には、サービスの起動も必要です。
各設定手順を説明します。
運用管理サーバを信頼済みサイトに追加することでCookie、JavaScriptおよびActiveXを有効にします。
- Internet Explorer 5.5/6 の場合
- [ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択し、[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
- [インターネットオプション]ダイアログボックスで[セキュリティ]タブを選択します。
- [信頼済みサイト]を選択して、[このゾーンのセキュリティレベル]を[低]にし、[サイト]ボタンをクリックします。
- [このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) が必要]のチェックをはずし、[このWebサイトをゾーンに追加]のところに運用管理サーバのURLを入力して[追加]ボタンをクリック後、[OK]ボタンをクリックします。
運用管理サーバのURLの例:http://machinename.fujitsu.com/
注:本項目で登録した文字列(URL)で運用管理サーバに接続してください。本項目でドメイン名形式のURLを設定した場合、IPアドレス形式で接続しても本設定項目は反映されません。
なお、追加するサーバが多数ある場合、例えば、http://*.fujitsu.com/ や http://100.100.100.*/ のようにワイルドカードを指定することができます。この時、信頼できないサイトが含まれないように注意して設定してください。
正しく設定がされた場合、Web連携を使用中は、ページの右下(Internet Explorer のステータスバーの右端)に[信頼済サイト]と表示されます。
- Netscape Communicator / mozilla の場合
“推奨方法を使用しない場合”を参照してください。mozilla の場合は、Netscape Communicator 4.7 および 6.x の記事を参考にして設定してください。
- Internet Explorer 5.5 の場合
- [ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択して、[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
- [セキュリティ]タブを選択し、運用管理サーバのゾーンをクリックします。
- [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックし、[セキュリティの設定]ダイアログボックスを表示します。
- Cookieの項目/スクリプトの項目が[無効]になっていないことを確認してください。([ダイアログを表示する]より[有効]を推奨します。)
- Internet Explorer 6 の場合
- [ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択し、[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
- [セキュリティ]タブを選択して、運用管理サーバのゾーンをクリックします。
- [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックし、[セキュリティの設定]ダイアログを表示します。
- スクリプトの項目が[無効]になっていないことを確認します。([ダイアログを表示する]より[有効]を推奨します。)
イントラネット環境の場合は、Cookieに関する設定は必要ありませんが、インターネット環境の場合は以下の設定が必要です。
[ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択し、[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
[インターネットオプション]ダイアログボックスで[プライバシー]タブを選択します。
Cookieが[無効]になっていないことを確認します。([ダイアログを表示する]より[有効]を推奨します。)
[中]が設定されていれば問題ありません。
- Netscape Communicator 4.7 の場合
- [編集]メニューの[設定]を選択し、[設定]ダイアログボックスを表示します。
- ツリーの[詳細]を選択し、以下の項目がチェックされていることを確認します。
- JavaScriptを有効にする
- すべてのcookieを受け付ける
- Netscape 6.x、7.xの場合
- [編集]メニューの[設定]を選択し、[設定]ダイアログボックスを表示します。
- ツリーの[詳細]を選択し、以下の項目がチェックされていることを確認します。
- NavigatorでJavaScriptを有効にする
- ツリーの[詳細]-[Cookie]を選択し、以下の項目がチェックされていることを確認します。
◆ActiveXコントロールの設定を有効にする
“CookieとJavaScriptの設定を有効にする”の設定で推奨方法を使用した場合は、本設定は不要です。
[重要]
本設定方法でActiveXコントロールを有効にした場合、以下のセキュリティ上のリスクがあります。
インターネット上の悪質なWebサイトにアクセスした場合など、コンピュータにウィ ルスの進入を許したり、意図しないプログラムを起動されてファイルが破壊されたり、コンピュータ上の情報が外部に漏れるなど、トラブルが発生する場合があります。
このようなリスクを避けるため、前述の推奨方法による設定(運用管理サーバを信頼済みサイトに追加する)を強く推奨しますが、何らかの理由により、やむをえず本設定方法でActiveXコントロールを有効にした場合には、以下の注意事項を厳守してください。
[注意事項]
ActiveXコントロールを有効にするのは、Systemwalker Webコンソールの起動中に限定してください。ActiveXコントロールが有効な間は、「危険な状態」と認識し、インターネットを使って信頼できないWebサイトを「絶対」参照しないでください。
- Internet Explorer 5.5/6 の場合
- [ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択し、[インターネットオプション]ダイアログを表示します。
- 次に[セキュリティ]タブを選択して、運用管理サーバのゾーンをクリックします。
- 次に[レベルのカスタマイズ]ボタンを押下し[セキュリティの設定]ダイアログを表示します。
ActiveXの項目について、以下のとおり設定します。
- ActiveXコントロールとプラグインの実行−有効にする。
- スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行−無効にする。
- スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行−有効にする。
- 署名済みActiveXコントロールのダウンロード−ダイアログを表示する。
- 未署名のActiveXコントロールのダウンロード−無効にする。
- Netscape Communicator の場合
設定は不要です。(Netscape Communicatorではマップ表示をサポートしていないため、設定の必要はありません。)
◆プロキシサーバを経由しないで運用管理サーバへ接続する
インターネット環境の場合、本設定は不要です。
- Internet Explorer 5.5/6 の場合
- [ツール]メニューの[インターネットオプション]を選択し、[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
- [接続]タブを選択し、[LANの設定]ボタンをクリックします。
- [LANの設定]ダイアログボックスで、[プロキシ サーバー]欄の[詳細]ボタンをクリックします。
- [例外]の欄に、運用管理サーバのIPアドレスを追加します。
- Netscape Communicator 4.7 の場合
- [編集]メニューの[設定]を選択し、[設定]ダイアログボックスを表示します。
- カテゴリ欄の[詳細]にある[プロキシ]をクリックします。
- [手動でプロキシを設定する]を選択し、[表示]ボタンをクリックします。
- [例外]の欄に、運用管理サーバのIPアドレスを追加します。
- Netscape Communicator 6.x の場合
- [編集]メニューの[設定]を選択し、[設定]ダイアログボックスを表示します。
- カテゴリ欄の[詳細]にある[プロキシ]をクリックします。
- [プロキシなし]の欄に、例に従って運用管理サーバを追加します。
◆サービスの起動(性能監視機能を利用する場合)
性能監視機能(操作メニューの[ペアノード経路マップ表示]および[ノード中心マップ表示])を使用する場合は、運用管理サーバで サービス“Systemwalker MpTrfJbr”を起動する必要があります。
このサービスは、インストールした状態では手動起動になっています。継続して使用する場合は、自動起動に変更することを推奨します。
■モバイル版
以下の設定が必要です。
- キャッシュ設定が可能なブラウザについては、キャッシュしない設定(毎回ページを確認する)にしてください。
■ヘルプデスク
以下の設定が必要です。
- Cookie、およびJavaScriptの設定を有効にする。
- プロキシサーバを経由しないで運用管理サーバへ接続する。
設定手順については、“Systemwalker Webコンソール”を参照してください。
■資源配付
以下の設定が必要です。
設定手順については、“Systemwalker Webコンソール”を参照してください。
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