Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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上へ第5章 環境構築
上へ5.7 Web連携機能を設定する
上へ5.7.1 Web連携機能の設定

5.7.1.1 WWWサーバの設定方法

■ディレクトリ(エイリアス)の設

WWWサーバプログラムに対するディレクトリ(エイリアス)の設定方法を説明します。

Apacheの場合

はじめに、httpd.conf(Solaris OE標準付属のApacheの場合は、/etc/apache配下、それ以外のApacheの場合は、/usr/local/apache/conf配下)内の「ResourceConfig」設定行がコメント化されている場合は、コメントを外してください。

次にsrm.conf(httpd.confと同じディレクトリに存在します。)内に、以下のレコードを設定します。

ScriptAlias /MpScript/      "/opt/systemwalker/inet/scripts/"
Alias /Systemwalker/CentricMGR/  "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
Alias /SystemWalker/CentricMGR/  "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
Alias /Systemwalker/        "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
Alias /SystemWalker/        "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"

Apache2の場合

Apache2の/usr/local/apache2/conf/httpd.conf (標準インストール時)ファイルを以下の手順で編集します。

(OSがLinuxの場合は、/etc/httpd/conf/httpd.conf)

  1. httpdプロセスのグループ設定
  2. (OSがLinuxの場合は、必要ありません。)

    デフォルトでは、設定されていないので、以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #Group #-1

    [編集後]

    Group nobody
  3. サーバ名の設定
  4. デフォルトでは設定されていないので、以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #ServerName new.host.name:80

    [編集後]

    ServerName Apache2がインストールされているサーバのホスト名:80
  5. ドキュメントへのAlias設定
  6. “Alias /manual”の最終に、以下のレコードを追加します。

     Alias /Systemwalker/CentricMGR/ "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
     Alias /SystemWalker/CentricMGR/ "/opt/FJSVfsjvc/java/classes/"
     Alias /Systemwalker/ "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
     Alias /SystemWalker/ "/opt/systemwalker/inet/wwwroot/"
  7. スクリプトへのAlias 設定
  8. “ScriptAlias”の最終に、以下のレコードを追加します。

    ScriptAlias /MpScript/ "/opt/systemwalker/inet/scripts/"
  9. デフォルトの文字コード指定の設定
  10. デフォルトでの指定では日本語が文字化けするので以下の編集を行ってください。

    [編集前]

    #AddDefaultCharset ISO-8859-1

    [編集後]

    AddDefaultCharset Off

その他のWWWサーバの場合

WWWサーバの説明書に従い、以下の設定を行ってください。

仮想ディレクトリ

ディレクトリ名

仮想ディレクトリのプロパティ

/Systemwalker/CentricMGR/

/opt/FJSVfsjvc/java/classes/

「読み取り」付加

/SystemWalker/CentricMGR/

/opt/FJSVfsjvc/java/classes/

「読み取り」付加

/Systemwalker/

/opt/systemwalker/inet/wwwroot/

「読み取り」付加

/SystemWalker/

/opt/systemwalker/inet/wwwroot/

「読み取り」付加

/MpScript/

/opt/systemwalker/inet/scripts/

「実行権」付加(CGIが格納されています)

◆アクセス権の登

Systemwalkerのインストール時には、アクセス権を設定していませんが、Systemwalkerが運用管理製品であるという性質上、不特定多数のWWWクライアントからのアクセスを許可するべきではありません。Web連携機能のアクセス権制御は各WWWサーバが持つアクセス権制御機能に準じます。このため、SystemwalkerのWeb連携機能のアクセスを制御する場合は、各WWWサーバの説明書を参照して設定してください。セキュリティ上の問題を回避するために、極力アクセス権制御の設定を行うことをお勧めします。

SystemwalkerのWeb連携機能としてアクセス権制御の対象となるのは以下のURLです。

対象URL

ファイルの役割

http://運用管理サーバのホスト名/Systemwalker/

htmlファイルが格納されているディレクトリ

http://運用管理サーバのホスト名/MpScript/

CGIファイルが格納されているディレクトリ


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