Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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監視対象のノードには、SNMPエージェントをインストールする場合としない場合で、監視のされ方に以下の違いがあります。
また、SNMPトラップを監視することができます。
SNMPエージェントをインストールする場合の作業を以下に示します。
SNMPエージェントのインストール方法をOS別に説明します。
サービスパックの適用
サービスパックを適用済のシステムの場合、SNMPサービスをインストールした後、サービスパックを再度適用する必要があります。
SNMPエージェントを、既にWindows NT(R)が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
SNMPエージェントを、既にWindows(R) 2000が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
Systemwalker Centric Managerでは、UTF-8の文字列を含むSNMPのMIBやトラップを監視することができません。監視対象のSNMPエージェントでコード系としてUTF-8を使用した場合、以下の機能で文字化け等が発生する可能性があります。
- ノード検出
- MIB監視
- MIB取得
- 簡易MIB取得
- SNMPトラップの受信
SNMPエージェントを、既にWindows(R) XPまたはWindows Server(TM) 2003が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
Systemwalker Centric Managerでは、UTF-8の文字列を含むSNMPのMIBやトラップを監視することができません。監視対象のSNMPエージェントでコード系としてUTF-8を使用した場合、以下の機能で文字化け等が発生する可能性があります。
- ノード検出
- MIB監視
- MIB取得
- 簡易MIB取得
- SNMPトラップの受信
SNMPエージェントを、既にWindows(R) 98またはWindows(R) Meが実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
[SNMP Serviceのプロパティ]ダイアログボックス、([サービス]ウィンドウから起動)で以下の項目の設定をします。
コミュニティ名には、半角英数字の任意の文字列を設定します。
“ノード検出”を行う場合やSystemwalkerコンソールにサブネットフォルダまたはノードを登録する場合に、SNMPエージェントで設定した値と同じコミュニティ名を指定します。
トラップをSystemwalkerコンソールで監視する場合は、以下の設定を行います。
[セキュリティ]タブより以下の項目を設定します。
SNMPエージェントは、OSと共にインストールされています。
なお、それぞれ以下のパッチをあてる必要があります。
コミュニティ名の変更
SNMPエージェントのコミュニティ名を変更しているサーバで、性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下の2つのファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[変更前]
acl = { |
[変更後]
acl = { |
[変更前]
何も設定されていません。
[変更後]
[community] |
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/init.snmpdx stop |
SNMPエージェントは、システムと共にインストールされますが、デフォルト設定ではMIB情報を取得できないようになっているため、ノードのインタフェース情報の取得やノードに対する監視等が正しく行えない場合があります。正しく動作するためには、SNMPエージェントの設定ファイルの変更が必要です。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
以下にSNMPエージェントの設定ファイルの編集例を記述します。
詳細はmanコマンドを参照してください。
[変更前]
# sec.name source community # Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again. access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none |
[変更後]
# sec.name source community |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントの再起動を行ってください。
# /etc/init.d/snmpd stop |
コミュニティ名を変更する場合、以下のとおり編集します。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker default FUJITSU |
「性能監視(システム性能収集)」機能をインストールした場合、以下のファイルを編集する必要があります。
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
SNMPパケットの受け付けを許可するホストの IPアドレスを「*.*.*.*」と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker *.*.*.* public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントの再起動を行ってください。
# /etc/init.d/snmpd stop |
「性能監視(システム性能収集)」機能をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
[変更前]
com2sec systemwalker default public |
[変更後]
com2sec systemwalker localhost public |
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
コミュニティ名を変更する場合、以下のとおり編集します。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf |
[変更前]
get-community-name: public |
[変更後]
get-community-name: FUJITSU |
「性能監視(システム性能収集)」機能をインストールした場合、以下のファイルを編集する必要があります。
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
SNMPパケットの受け付けを許可するホストの IPアドレスを「*.*.*.*」と仮定して説明します。
[設定ファイル]
/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf |
[変更前]
get-community-name: public |
[変更後]
get-community-name: public IP: *.*.*.* |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントの再起動が必要です。
「性能監視(システム性能収集)」機能をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。
[設定ファイル]
/etc/SnmpAgent.d/snmpd.conf |
[変更前]
get-community-name: public |
[変更後]
get-community-name: public IP: 127.0.0.1 |
[設定ファイル]
/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf |
[変更後]
[community] |
設定が完了しましたら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpemxa stop |
設定ファイルを編集する場合はバックアップを取ってください。
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