Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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目次
索引

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第1章 導入設計
1.3 導入作業に必要な情報を収集する
Systemwalker Centric Managerを導入するにあたっては、事前に管理対象とするシステムやネットワークに関する情報を収集しておく必要があります。導入時に最低限必要となる情報を以下に示します。なお、Systemwalker Centric Managerの各機能を利用するために必要な情報については、各機能の定義方法を参照してください。
◆管理対象とするネットワークについての情報
管理対象とするネットワークに関して、以下の情報を収集します。
- ネットワーク構成
- サブネットの数
- 1サブネットあたりのノード数
- 部門間の回線種別(専用線、ISDN回線など)
- 部門間の回線速度
これらの情報は、管理ドメイン/サブドメインの構成を検討する場合に必要となります。
◆管理対象とするサブネットについての情報
管理対象とするサブネットに関して、以下の情報を収集します。
- サブネットアドレス
- サブネットマスク
- SNMPコミュニティ名
- DHCPのアドレス範囲
これらの情報は、Systemwalkerコンソールを編集する場合や監視業務を行う場合に必要となります。
◆管理対象とするノードについての情報
管理対象とする個々のノードに関して、以下の情報を収集します。
- ホスト名
- IPアドレス
- サブネットマスク
- SNMPエージェントのインストールの有無
- OS種別
- Systemwalkerのインストールの有無
- Systemwalkerをインストールする場合のインストール種別
- クラスタ構成の有無
これらの情報は、管理対象とするノードの管理方法を検討する場合や監視業務、配付業務などを行う場合に必要となります。
◆インストール時に必要な情報
Systemwalker Centric Managerのインストールを行う時には、以下の情報が必要です。これらの情報は、インストールを実行する前に収集し、システムの構成を決定しておいてください。
各項目の詳細については、“インストール前の確認”を参照してください。
- インストール種別
- オプション機能
- ディスクの空き容量
- インストール先ディレクトリ
- スタートアップアカウント(Windows NT(R)、Windows(R) 2000またはWindows(R) XPの場合)
- イベント通知先と自ホスト名取得方法(部門管理サーバや業務サーバをインストールする場合、または、インストールオプションで、“イベント監視”を選択した場合)
- 資源配付クライアントの設定(クライアントのインストールで資源配付クライアントが新規にインストールされる場合)
◆運用管理サーバの環境作成時に必要な情報
運用管理サーバの環境作成時に必要となる以下の情報を収集します。各項目の詳細については、“環境構築”を参照してください。
- 管理ドメイン名
- 管理対象ノード数
- データベースを作成するドライブのフォーマット種別(NTFSでフォーマットされている必要があります。)
- データベースを作成するドライブのディスクの空き容量
- ヘルプデスクデータベースの作成の有無
- リカバリフローデータベースの作成の有無
- インベントリデータベースの作成の有無
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