Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次 |
【メッセージの意味】
%1に示されたシステムコールまたはライブラリ関数の実行に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 失敗したシステムコールまたはライブラリ関数の名称
%2: 失敗した原因を示す文字列
【システムの処理】
後続のメッセージに依存します。
【対処方法】
この異常によるスクリプト制御デーモンへの影響は、当メッセージの後に出力されたメッセージを参照してください。また、システムコールまたはシステム標準提供のライブラリ関数で発生した異常の原因は、システムコールやライブラリ関数のマニュアルページを参照して取り除きます。
【メッセージの意味】
%1に示されたライブラリ関数の実行に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 失敗したライブラリ関数の名称
【システムの処理】
起動から30秒以上経過している場合は、自動的に再起動されます。起動から30秒以上経過していない場合は、処理を終了します。
【対処方法】
当メッセージの後に出力されたメッセージの詳細情報とともに、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
メモリ不足のため、スクリプト制御デーモンの処理が続行できません。
【システムの処理】
処理を終了します。
【対処方法】
不要なアプリケーションを終了してください。
【メッセージの意味】
スクリプト制御デーモンの処理で内部動作異常が発生しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常発生箇所を特定するための詳細情報
【システムの処理】
処理を終了します。
【対処方法】
メッセージに出力された詳細情報とともに、技術員に連絡してください。復旧するにはサービスを起動しなおしてください。
【メッセージの意味】
%1に示されたファイルの読み込みに失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 読み込みに失敗したファイルのパス名
【システムの処理】
処理を終了します。
【対処方法】
当メッセージの前に出力されているメッセージを参照して、失敗の原因を取り除きます。
【メッセージの意味】
%1に示されたファイルの書き込みに失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 書き込みに失敗したファイルのパス名
【システムの処理】
処理を終了します。
【対処方法】
当メッセージの前に出力されているメッセージを参照して、失敗の原因を取り除きます。
【メッセージの意味】
%1に示された実行ファイルの起動処理に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 起動に失敗したプロセス名
【システムの処理】
スクリプト制御デーモンを再起動し、復旧した場合は処理を続行します。
【対処方法】
システムを再起動します。再現する場合は、Systemwalker Centric Managerのインストールが正常に終了していない可能性があります。Systemwalker Centric Managerを再度インストールしなおしてください。
【メッセージの意味】
スクリプト制御デーモン動作中に異常が発生しましたが、自動的に再起動されました。(起動から30秒以上経過してから異常が発生した場合は、スクリプト制御デーモンは自動的に再起動されます。)
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
当メッセージの前に出力されているメッセージの対処に従ってください。
【メッセージの意味】
スクリプト制御デーモン動作中に異常が発生したため、スクリプト制御デーモンが異常終了しました。(起動から30秒以上経過せずに異常が発生した場合は、スクリプト制御デーモンは処理を中止します。)
【システムの処理】
処理を終了します。
【対処方法】
当メッセージの前に出力されているメッセージの対処に従ってください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプトの動作中に、実行プロセスが中断しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常が発生した可能性のあるプロシジャ名
【システムの処理】
スクリプトによるメッセージ編集は行なわれませんが、その後のメッセージに対するスクリプトの処理は実行します。
【対処方法】
当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの内容を確認してください。Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド のメッセージ監視アクション型スクリプト動作テストの手順に従い、当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの動作確認を行ってください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプト動作中に異常が発生しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常が発生したプロシジャ名
%2: 失敗した原因を示す文字列
【システムの処理】
スクリプトによるメッセージ編集は行なわれませんが、その後のメッセージに対するスクリプトの処理は実行します。
【対処方法】
当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの内容を確認してください。また、詳細コードを参照して、失敗の原因を取り除きます。Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド のメッセージ監視アクション型スクリプト動作テストの手順に従い、当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの動作確認を行ってください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプトでタイムアウトが発生し、スクリプトによるメッセージの編集が行われませんでした。タイムアウトとは、プロシジャスクリプトの実行時間が規定値の1秒を超えており、過去10秒以内にスクリプトで処理した最新9メッセージの実行時間との合計が10秒を超える状態を指します。なお、単にプロシジャスクリプトの実行時間が規定値を超えただけの場合は、別メッセージ(ID:1061)で通知されます。
【パラメタの意味】
%1: タイムアウトが発生したプロシジャ名
【システムの処理】
タイムアウトが発生した際の処理対象メッセージの編集は行われませんが、その後のメッセージに対するスクリプトの処理は実行します。
【対処方法】
当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの内容を確認し、誤りがあれば修正してください。また、当メッセージの前に別メッセージ(ID:1061)が発生している場合は、同メッセージで示されたプロシジャスクリプトについても同様に対処してください。Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド のメッセージ監視アクション型スクリプト動作テストの手順に従い処理にかかる時間を計測し、実行時間の長いプロシジャスクリプトを修正してください。
【メッセージの意味】
スクリプト制御デーモンから実行されたスクリプトが、0以外の戻り値で終了しました。
【パラメタの意味】
%1: エラーが発生したスクリプトファイル名、または実行名
以下のノードの場合、日本語の実行名は“?”に置き換わります。
%2: スクリプトの終了コード
【システムの処理】
スクリプトは異常終了しますが、その後のメッセージに対するスクリプトの処理は実行します。
【対処方法】
終了コードが129以上の場合はswctclshで始まるメッセージ内の番号に対応しています。該当するメッセージの対処方法に従ってください。
128以下の場合はメッセージに出力された詳細情報とともに、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
自動起動対象に指定されていたスクリプトの起動に失敗しました。該当スクリプトは起動されません。
【パラメタの意味】
%1: 起動に失敗したスクリプトの実行名
以下のノードの場合、日本語の実行名は“?”に置き換わります。
%2: 失敗した原因を示す文字列
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
システムの資源が枯渇している可能性があります。システムの状況を確認してください。メッセージが出力され続ける場合は、Systemwalkerの再起動、またはシステムを再起動してください。
【メッセージの意味】
自動起動したスクリプトが終了コード0以外で終了しました。
【パラメタの意味】
%1: 異常終了したスクリプトの実行名
以下のノードの場合、日本語の実行名は“?”に置き換わります。
%2: スクリプトの終了コード
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
終了コードが129以上の場合はswctclshで始まるメッセージ内の番号に対応しています。該当するメッセージの対処方法に従ってください。
128以下の場合は当メッセージで示されたスクリプトの内容、スクリプトの終了コードの意味を確認し、必要に応じて対処してください。終了コードが1の場合は文法エラーの場合もあります。記述ミス、文法ミスがないか確認してください。
【メッセージの意味】
自動起動したスクリプトの終了に失敗しました。該当スクリプトは終了していません。
【パラメタの意味】
%1: 終了に失敗したスクリプトの実行名
以下のノードの場合、日本語の実行名は“?”に置き換わります。
%2: 子プロセスのプロセスID
【システムの処理】
処理を続行します。対処方法に示した対処を行わなかった場合、次回のスクリプト自動起動のタイミング(Systemwalkerデーモン/サービスの起動時、またはインテリジェントサービスの定義反映時)で、該当スクリプトは二重起動されます。
【対処方法】
該当スクリプトを、スクリプト停止コマンドの“子プロセス停止オプション”指定で、停止させてください。
【メッセージの意味】
自動起動したスクリプトが標準出力、標準エラー出力へ出力した情報のログファイルへの書き込みに失敗しました。該当スクリプトからの出力情報は記録されません。
【パラメタの意味】
%1: 書き込みに失敗したファイルのパス名
%2: 失敗した原因を示す文字列
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
当メッセージに示されたファイルが、書き込み可能か確認してください。
【メッセージの意味】
自動起動したスクリプトが標準出力、標準エラー出力へ出力した情報を書き込むログファイルのオープンに失敗しました。該当スクリプトからの出力情報は記録されません。
【パラメタの意味】
%1: オープンに失敗したファイルのパス名
%2: 失敗した原因を示す文字列
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
当メッセージに示されたファイルが、書き込み可能か確認してください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプトによるメッセージ編集は行われましたが、その実行時間が規定値の1秒を超えていました。
【パラメタの意味】
%1: 実行時間が規定値を超えたプロシジャ名
【システムの処理】
処理を続行します。ただし、本メッセージが短時間で頻繁に発生し続けた場合、スクリプト実行時間の規定値超えは、“実行タイムアウト”として扱われます。その際には、処理対象メッセージに対するプロシジャスクリプトでの編集は行われず、別メッセージ(ID:1054)で実行タイムアウトの発生が通知されます。
【対処方法】
システムが過負荷の場合に発生することがあります。特定のプロシジャスクリプトでのみ頻繁(または、確実)に発生するなど、システムの過負荷に依存していない場合は、当メッセージで示されたプロシジャスクリプトの内容を確認し、誤りがあれば修正してください。
“Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド”のメッセージ監視アクション型スクリプト動作テストの手順に従い処理にかかる時間を計測し、実行時間の長いプロシジャスクリプトを修正してください。
【メッセージの意味】
自動起動スクリプトの標準出力内容の取得に失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: 標準出力内容の取得に失敗した自動起動スクリプト実行名
以下のノードの場合、日本語の実行名は“?”に置き換わります。
【システムの処理】
処理を続行しますが、対象となる自動起動スクリプトの標準出力内容は、以後、ログファイルへ出力されません。
【対処方法】
システムの資源が枯渇している可能性があります。システムの状況を確認してください。メッセージが出力され続ける場合は、Systemwalkerの再起動、またはシステムを再起動してください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプト動作中に異常が発生しました。定義したプロシジャ名が登録されていないか登録が適用されていません。または、存在しないコマンドが呼び出されました。スクリプトによるメッセージ編集は行なわれません。
【パラメタの意味】
%1: 登録または適用がされていないプロシジャ名、または存在しないコマンド名
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
本メッセージの直前に出力されたインテリジェントサービスのメッセージ(ID:1053)で示されているプロシジャについて以下の問題が考えられます。該当する誤りがないか確認し、失敗の原因を取り除いてください。
スクリプト管理ダイアログにより目的のスクリプトが登録されているか確認してください。
運用管理サーバの場合、スクリプト管理ダイアログのOKボタンを押して、即時適用を行ってください。
運用管理サーバ以外の場合、該当システムに対し、スクリプトのポリシー設定・配付を行ってください。配付の際には即時適用を行ってください。
%1に示されたプロシジャ名がメッセージ監視タブに定義したプロシジャ名と同じである場合、それがスクリプト内に記述した名前と同じであるか確認してください。
サンプルスクリプトの格納ディレクトリで下記コマンドを実行し、登録されているスクリプトに誤りがないか確認してください。
swctclsh scProcChk.swt
これによりエラーメッセージが出力される場合、登録済みのスクリプトのいずれかにエラーがあり、該当スクリプトは呼び出しができません。エラーメッセージの内容にしたがってスクリプトを修正してください。
登録されライブラリ型スクリプトのプロシジャ名が誤っているか、そのプロシジャの呼び出し元に記述されたプロシジャ名が誤っている可能性があります。登録されたプロシジャ名と呼び出しの名前が一致していることを確認してください。
コマンドや制御文のスペルミスなど、存在しないコマンド名や制御文が記述されていないか確認してください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプト動作中に異常が発生しました。スクリプトの処理中に不当な変数名を参照しました。スクリプトによるメッセージ編集は行なわれません。
【パラメタの意味】
%1: 不当な参照を行った変数名
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
本メッセージの直前に出力されたインテリジェントサービスのメッセージ(ID:1053)で示されているプロシジャにおいて、値の設定が必要がある変数に値が設定されていません。以下の観点で問題のある箇所を探し、該当する処理を修正してください。
値を設定すべき箇所で処理がコメント化されていないか、処理が削除されていないか確認してください。
記述した変数名に誤りがないか確認してください。大文字/小文字は区別されますので注意してください。
コラレーションキーやテキスト変換テーブルの識別キーなど、イベントテキストなどから動的に切り出して設定する変数が正しく設定できていない可能性があります。特にregexpによる部分文字列の切り出しで行っている場合は、パターンにマッチせず値が設定されないケースの考慮漏れがないか確認してください。
【メッセージの意味】
イベント監視の条件定義に定義したプロシジャスクリプトの動作中に異常が発生しました。スクリプトの処理中に括弧の後ろに余分な文字がある箇所を検出しました。スクリプトによるメッセージ編集は行なわれません。
【システムの処理】
処理を続行します。
【対処方法】
本メッセージの直前に出力されたインテリジェントサービスのメッセージ(ID:1053)で示されているプロシジャにおいて、ダブルクォーテーション(")や括弧((){}[])の後ろに文法違反の記述や、それらの閉じ忘れなどがあります。問題のある箇所を探し、該当する処理を修正してください。
目次 |