Systemwalker Centric Manager 他社データベースの利用ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 ヘルプデスクデータベース
上へ1.2 データベースの設定

1.2.4 Oracle7 Workgroup Serverの設定

Oracle7 Workgroup Serverの設定は、以下の手順で行います。

  1. Oracle7 Workgroup Serverのインストール
  2. データベースの構築

■Oracle7 Workgroup Serverのインストー

Oracle7 Workgroup Serverをインストールします。インストールについては、Oracle7 Workgroup Serverのマニュアルを参照してください。

Oracle7 Workgroup Serverのセットアップで指定するオプションは、以下を指定してください。

使用言語     : Japanese

■データベースの構

ヘルプデスクが使用するデータベースを構築します。

データベースの構築は以下の手順で作業します。なお、ここで説明するスクリプトは以下のディレクトリに格納されています。

Systemwalker Centric Managerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\Mphlpdsv\Oracle7

  1. データベース容量を見積もります。

    データベース容量の見積もりについては、“データベース容量の見積もり”を参照してください。

  2. データベース作成用スクリプトを変更します。

    以下に示すデータベース作成スクリプトが“mk_inst1.sql”に用意されています。インスタンス名、データベースを作成するINTERNALユーザのパスワードおよびinithdsk.oraファイルの格納場所を設定します。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    インスタンス名:
    “hdsk”が設定されています。新規インスタンス名を指定します。
    パスワード:
    “hdsk”が設定されています。internalアカウントのパスワードを指定します。
    PFILE:
    使用環境に応じてinithdsk.oraファイルの格納場所を指定します。
  3. データベースの作成開始を宣言するためのスクリプトを変更します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-2が“mk_inst2.sql”に用意されています。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    インスタンス名:
    “hdsk”が設定されています。新規インスタンス名を指定します。
    パスワード:
    “hdsk”が設定されています。internalアカウントのパスワードを指定します。
    PFILE:
    使用環境に応じてinithdsk.oraファイルの格納場所を指定します。
  4. データベースの初期前提ファイルを変更します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-3が“inithdsk.ora”に用意されています。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    データベース名:
    “HDSK”が設定されています。特に変更する必要はありません。
    ファイル名1、ファイル名2のパス名:
    スクリプトを実行する前にディレクトリを作成しておく必要があります。
  5. データベースの作成を指示するためのスクリプトを変更します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-4が“cre_db1.sql”に用意されています。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    パスワード:
    “hdsk”が設定されています。internalアカウントのパスワードを指定します。
    PFILE:
    使用環境に応じてinithdsk.oraファイルの格納場所を指定します。
  6. データベースのログファイル名、データベースファイル名と容量を指定します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-5が“cre_db2.sql”に用意されています。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    データベース名:
    “HDSK”が設定されています。特に変更する必要はありません。
    LOGFILE:
    データベースのログファイル名1およびログファイル名2を指定します。
    ログファイル名1、ログファイル名2:
    ファイル名のディレクトリパスは、スクリプトを実行する前にディレクトリを作成しておく必要があります。
    DATAFILE:
    データベースファイル名と容量を指定します。データベース容量の単位はMBです。
    データベースファイル名:
    ファイル名のディレクトリパスは、スクリプトを実行する前に作成しておく必要があります。
  7. データベース作成スクリプトを変更します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-6が“cre_db3.sql”に用意されています。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

  8. データベースをアクセスするためのユーザIDを定義します。

    以下に示すデータベース作成スクリプト-7が“cre_user.sql”に用意されています。ユーザIDは1つだけ定義します。複数のクライアントで使用する場合には、ユーザIDを共用してください。運用方法に応じて、下線で示した箇所を変更します。

    image

    CREATE:
    データベースをアクセスするためのパスワードを指定します。
  9. 上記で作成したスクリプトを以下の手順で実行してデータベースを作成します。
  10. Oracle7 Workgroup Serverインストールディレクトリ
    \NETWORK\ADMIN\LISTENER.ORAを以下のように変更してください。その後、OracleTNSListenerサービスを再起動します。

    image

  11. 上記[9]で定義したユーザ環境変数“ORACLE_SID”の設定を削除してください。
  12. 常時データベースを使用する場合には、インスタンスマネージャでインスタンスをAUTOに設定してください。

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