Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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運用管理サーバをバージョンアップする場合、以下の点に注意してください。
移行先コンピュータでは、運用環境保守ウィザードによる環境作成の開始から移行データの復元が完了するまでの間は、Systemwalker Centric Managerのサービス起動やシステムの再起動を行わないようにしてください。
1度でもSystemwalker Centric Managerのサービスを起動してしまうと、作成した運用環境を削除し、再度、運用環境の復元作業をやり直す必要があります。
運用環境を削除するには、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの運用環境を削除する”を参照し、その後に本マニュアルの“運用環境の復元”を参照して運用環境の復元作業をやり直してください。
バージョンアップ中にエラーが発生した場合は、エラーの原因を取り除いてから、再度、バージョンアップ作業を実施してください。エラー発生した環境において、再度、運用環境保守ウィザードを起動した場合、状況に応じて適切なメッセージが出力される場合があります。運用環境保守ウィザードの画面にメッセージが表示されている場合は、その指示に従ってください。
MpWalker/DM、SystemWalker/CentricMGR V4.0L20以前の製品からバージョンアップする場合、以下の定義およびファイルは移行されません。
MpWalker/DM V2.0以前の製品からバージョンアップする場合、以下の定義情報は移行されません。
SystemWalker/CentricMGR V4.0L20以前の製品からバージョンアップする場合、以下の定義情報は移行されません。
リカバリフローを使用する場合、必ずデータベースをSymfoWARE EE V4.0L10以降である必要があります。
本製品を導入するコンピュータに、Symfowareがインストールされていない場合、および、SystemWalker/CentricMGR V5.0以降のインストールによってインストールされたSymfowareが存在し、他のSystemwalker製品で、そのSymfowareが使用されていない場合は、本製品のインストール時にSymfoWARE EE V5.0L21以降が自動的にインストールされます。
製品版のSymfowareを使用している場合は、製品版のSymfoWARE EE V4.0L10以降を購入してください。製品版SymfoWARE EE V4.0L10以降を導入する場合には、Symfowareを使用しているアプリケーションがSymfoWARE EE V4.0L10以降で動作することを確認してから導入してください。
SystemWalker/CentricMGR V5.0以降でインストールしたSymfowareの場合、パッケージ名とパッケージバージョンは次のとおりです。
[SystemWalker/CentricMGR V5.0L10の場合]
[SystemWalker/CentricMGR V5.0L20/L20Aの場合]
[SystemWalker/CentricMGR V5.0L30の場合]
[SystemWalker/CentricMGR V10.0L10の場合]
[Systemwalker CentricMGR V10.0L20、V10.0L21の場合]
[Systemwalker Centric Manager V11.0L10の場合]
本製品にバージョンアップした場合、ヘルプデスクのデータベースは、Systemwalker Centric Manager標準データベースの場合だけ移行対象となります。その他のデータベースを使用している場合は、“ヘルプデスクサーバの移行”を参照してください。
SystemWalker/CentricMGR V5.0L10以降の運用管理サーバでSystemwalker for Oracleの関係管理環境を作成している場合、Systemwalker Centric Managerのバージョンアップ作業の前後に以下の作業が必要です。
各作業の詳細はSystemwalker for Oracleのオンラインマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Manager V11.0L10 のサーバに Systemwalker CentricMGR V10.0L21以前のメータリングクライアントを接続すると、サーバとの接続エラーが発生します。また、メータリングデータの転送が行われないため、クライアント環境にメータリングデータが蓄積される状態になってしまいます。
イベントログに以下のメッセージが出力されます。
「Service:通信処理において指定したサーバが未起動のため、接続できません。Policy」 |
上記接続エラーが表示される場合には、以下の手順でメータリングサービスを「手動」に変更することで対処してください。
“Systemwalker MpMTClient”
以下の手順で、メータリングデータを削除してください。
Windows NT(R)/Windows(R) 2000/XP/Windows Server(TM) 2003の場合、以下のサービスを停止します。
“Systemwalker MpMTClient”
Windows(R) 98/Meの場合、MS-DOSプロンプトから以下のコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\mpmtmg\client\bin\mtsetev /s
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\mpmtmg\client\etc\mtpolcl
MeteringセクションのCollectSoftwareMetering キーを「N」に変更します。
[Metering] CollectSoftwareMetering=Y
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\mpmtmg\client\var\meter\data
部門管理サーバや業務サーバでは、クライアントから転送されたメータリングデータを上位サーバに転送しようとしますので、以下の手順で、メータリングデータを削除してください。
サービスの自動起動を行わない場合は、以下のどちらかの方法で行ってください。
USERCMGR.INIファイルの編集方法については、旧版の“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下のコマンドを使用して、すべてのメータリングデータを削除してください。
mtdltid(メータリングデータ削除コマンド)
mtdltidコマンドの詳細については、旧版の“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”参照してください。
Windows(R) 2000 Server以降でターミナルサービスを使用している場合は、以下の指示に従ってください。
[運用環境保守ウィザード]を起動する前に、システムモードをインストールモードに切り替えてください。インストールモードへの切替えを行った場合は、作業終了後にシステムのモードを実行モードに戻してください。
システムのモードの確認および変更は、以下のコマンドで行います。
[モードの確認]
change user /QUERY
[インストールモードへの変更]
change user /INSTALL
[実行モードへの変更]
change user /EXECUTE
システムモードの切り替えは必要ありません。
Mp_GetMsgMap()、Mp_ReadMsgLog()で出力される“ostype”(OS種別)はSystemwalker Centric Manager V11.0L10とそれより旧版とでは以下が異なります。
メッセージのOS種別 |
V11.0L10版 |
V11.0L10より前の版 |
WindowsNT |
OP_WINDOWSNT |
OP_WINDOWSNT |
HP-UX |
OP_HPUX10 |
OP_HPUX9 |
Mp_GetMsgMap()、Mp_ReadMsgLog()を使用し“ostype”を参照しているアプリケーションがある場合は、参照値を上記のように変更してください。なお、この変更は運用管理サーバだけです。
Systemwalker CentricMGR V10.0L21以前の運用管理サーバと、
V11.0L10以降の運用管理サーバとでは、以下のコマンドの
格納ディレクトリに違いがあります。
そのため、上記コマンドをバッチプログラムなどで起動している
場合はバッチファイルの変更が必要になります。
[Systemwalker CentricMGR V10.0L21以前の場合のコマンド格納ディレクトリ]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpFwbs\bin
[Systemwalker Centric Manager V11.0L10以降の場合のコマンド格納ディレクトリ]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpNetmgr\bin
コマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
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