Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第1章 対象製品と条件
上へ1.4 バージョンアップ時の注意

1.4.1 バージョンアップ作業を開始する前に

バージョンアップ作業を開始する前に、以下の確認および作業を実施してください。

旧バージョンのバックアッ

バージョンアップ作業中のトラブルに備え、旧バージョンの運用環境をバックアップしておくことをおすすめします。バックアップは、旧バージョンのマニュアルにしたがって行ってください。

インベントリや簡易資源配付、ヘルプデスクの機能でSystemwalker標準のデータベース以外のデータベースを使用している場合は、使用しているデータベースのバックアップ手順にしたがって、バックアップを行ってください。

各データベースの領域の見積りについ

管理対象となるノード数の変更、使用する機能の変更により、必要な領域の大きさが異なります。データベースを作成する前にバージョンアップ後の運用環境にあわせて、データベース領域を再度見積もってください。

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本製品において、フレームワークのデータベース領域の見積もりが変更されています。

簡易設定を使用し、かつ同一のモデルの場合でも必要サイズは増加しているため、注意が必要です。また、直接設定の場合は見積もり式も変更されているため、必ず再見積もりを実施してください。

ただし、直接設定でバージョンアップする場合には、リポジトリ領域の見積もり値をバージョンアップ前より10MB以上大きくしてください。

データベース領域の見積り方法の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

■資源配付機能を使用している場合

資源配付の管理領域を大量に使用している環境で、バージョンアップ時に、退避用スペースが確保できない場合についての対処方法を説明します。

◆対象バージョンレベル

◆手順

バージョンアップ時に以下の操作を行い、退避スペースを節約します。

  1. 旧バージョンの運用環境の退避をする前に、以下のDRMS編集ファイルを参照して操作を行います。
  2. Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\mpdrmssv\etc\drms.dat
  3. バージョンアップ後(運用環境の復元した後)、以下の操作を行います。

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