Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

上へ第5章 環境構築
上へ5.1 運用管理サーバに運用環境を構築する

5.1.3 ヘルプデスクサーバを設定する

ヘルプデスクサーバは、運用管理サーバで兼務することも、ヘルプデスクサーバとして別サーバを構築することもできます。

ヘルプデスクサーバでは、以下の二つの作業が必要です。

データベースログインIDとデータベースログインパスワードの登録については、ヘルプデスクサーバを構築するシステムごとの登録方法にあわせて操作します。

image

Systemwalker Centric ManagerのSystemwalker標準データベースを使用する場合、データログインパスワ−ドはブランク以外の文字で設定します。

ディスク容量の見積もりやSystemwalker Centric Managerのインストールとフレームワークのデータベース作成などの基本となる環境設定は、“Systemwalker Centric Managerを導入する(基本運用)”に従って完了しているものとします。

ヘルプデスクデータベースを削除する必要がある場合は、“ヘルプデスクのデータベース削除”を参照してください。

ここでは、運用管理サーバ上のローデバイス名/dev/rdsk/c0t0d0s5上に5000件モデルのヘルプデスクデータベースを作成する例について説明します。

  1. 運用管理サーバで以下のコマンドを実行します。
  2. /opt/systemwalker/bin/MpHDOSsetup

    →ヘルプデスクセットアップメニュが表示されます。

    image

  3. “1”(運用管理サーバ上にヘルプデスクDBを作成)を入力します。
  4.  

  5. 確認メッセージが表示されるので、“y”を入力します。
  6. image

  7. ヘルプデスクDBスペース用に作成したパーティションのローデバイス名を入力します。
  8. image

  9. 作成するDBモデルを選択します。
  10. 選択するDBモデルはパーティション作成で見積もったモデルと一致する必要があります。

    image

  11. 入力したデバイス名とモデルが表示されます。
  12. 値に誤りがなければ、“y"を入力して処理を続行します。

    image

  13. セットアップ処理が実行されます。表示例を以下に示します。
  14. image

  15. 運用管理サーバを再起動します。
  16. ただし、以下の場合はヘルプデスクデータベース作成後に運用管理サーバの再起動はしないでください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2003