Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - Solaris(TM) Operating Environment - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第4章 導入と削除
上へ4.5 動作確認テスト

4.5.2 単体起動型スクリプトの動作確認テスト

■トレースを出力す

作成したユーザスクリプトを運用管理サーバ上で直接実行し、正常に動作することを確認します。その際に詳細なトレースを採取し、ルートチェックやスクリプト内で保持する情報が正しいことを確認します。

  1. トレースを採取するため、スクリプト内に以下のトレース拡張コマンを記述します。これによりスクリプトのデバッグを可能にします。

    組み込み例を“デバッグで使用するコマンドの組み込み例”に示します。

  2. 作成したユーザスクリプトをswctclshコマンで直接実行します。

swctclshコマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

デバッグで使用するコマンドの組み込み例

例:引数で渡されたファイルを読み込むスクリプト

[Windows版の場合]

image

注)levelの欄は、トレースレベルを表します。トレースレベルのデフォルトは1のため、1の場合はコマンド内での指定を省略しています。

[UNIX版の場合]

image

注)levelの欄は、トレースレベルを表します。トレースレベルのデフォルトは1のため、1の場合はコマンド内での指定を省略しています。

■トレースレベルの変更を可能にす

トレースレベルの指定は、Systemwalkerスクリプト内に記述するトレース拡張コマンドのオプションで行います。Systemwalker Centric Managerでの運用中にトレースレベルの変更が必要になった場合、スクリプト内を直接修正するのは困難なため、以下に示すような方法により、スクリプトを変更せずにトレースレベルを変更可能にしておくことができます。

トレースレベルの変の例


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