Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.6 アプリケーション/業務を監視する
上へ2.6.8 アプリケーション/業務の稼働状況を監視する

2.6.8.1 アプリケーションの稼働状況を監視する

アプリケーション管理の稼働管理では、アプリケーションの稼働状況の監視、および起動・停止の制御を行います。

アプリケーションの稼働状況を監視するためには、監視するアプリケーションを登録する必要があります。さらに、稼働ポリシーで監視するには、稼働ポリシーの設定も必要になります。監視対象アプリケーションの登録や稼働ポリシーの設定は、“監視する業務を登録する”を参照してください。以下に、アプリケーションを監視する手順を説明します。

■監視対象アプリケーションの稼働状況を表示す

Systemwalkerコンソールで、[監視]を選択します。次に、[ツリー選択]コンボボックスで[業務管理]を選択します。

  1. 業務管理ツリーの業務フォルダから、稼働状況を確認する業務のフォルダを選択します。
  2. 業務を選択した後、[表示]メニューから[最新の稼働状態を表示]を選択すると、選択した業務に所属するアプリケーションの最新の稼働状況が徐々に表示されます。稼働状態は、アプリケーションの枠の色で識別します。

    アイコンの枠の色

    アプリケーションの状態

    緑色

    アプリケーションが稼働中

    水色

    アプリケーションが稼働中(プロセス数不足)

    ピンク色

    アプリケーションが稼働中(プロセス数超過)

    黄色

    アプリケーションが停止状態

    青色

    アプリケーションが起動遷移中

    濃い灰色

    アプリケーションが停止遷移中

    白色

    アプリケーションが非監視状態

    image

    同一ディレクトリ、同一実行ファイル名のアプリケーションを複数起動する場合、1つでも稼働していれば起動中となります。

アイコンの枠の色の設方法

アイコンの枠の色は、[オプション]メニューから[カスタマイズ]を選択し [カスタマイズ] ダイアログボックスを表示した後、[監視マップ]タブの[色設定]コンボボックスで[アプリケーション状態の表示]を選択することによって設定できます。ただし、非監視対象については設定できません。

image

Solaris OE、HP-UXおよびLinuxでは以下に示す条件のとき、稼働監視を行うことができません。したがって、アプリケーション状態表示は常に“停止中”と表示されます。

OS

稼働監視ができない条件

Solaris OE

  • インストールディレトリ+実行ファイルが、81byte以上の場合
  • シェルプロセスの場合、シェルインタプリタ名の長さ+オプション+シェルスクリプト名の長さが81byte以上の場合
    例)以下の場合は51byte
    /bin/csh -f /opt/FJSVspmex/script/mpstat/mpstat.csh

HP-UX

  • アプリケーションを起動した時の文字数(格納ディレクトリ名文字数+実行ファイル名文字数)が61文字以上の場合
  • 監視対象アプリケーションの格納ディレクトリまたは実行ファイル名に日本語が含まれていた場合

Linux

監視対象アプリケーションの格納ディレクトリまたは実行ファイル名に半角カナが含まれていた場合


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