Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第8章 グローバルサーバの監視方法・操作方法
上へ8.5 被監視システムを操作する

8.5.2 リモートコマンド

被監視システムに対してコマンドを発行する場合は、リモートコマンドウィンドを利用します。リモートコマンドウィンドウから発行できるコマンドは、コンソールコマンドに限られます。

以下の手順で操作します。

  1. Systemwalkerコンソールで、コマンドを実行するシステムを選択(複数システムの選択も可能)し、[操作]メニューから[指定オブジェクト]-[リモートコマンド]を選択します。

    → リモートコマンドウィンドウが表示されます。

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  2. 実行コマンド欄にコマンドを入力します。または、コマンド一覧からコマンドを選択します。
  3. [実行]ボタンをクリックします。指定したシステムにコマンドが発行されます。
  4. 発行したコマンドおよび応答結果が表示されます。内容を確認します。

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リモートコマンドウィンドウ識別

リモートコマンドウィンドウには、ウィンドウの識別子が表示されます。これは、“リモートコマンドウィンドウ識別子の登録”で定義した識別子のうち、どの識別子を使ってコマンド処理を行っているかを示すものです。

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ウィンドウを最大数以上開いた場合

同時に使用できるリモートコマンドウィンドウの数は、“リモートコマンドウィンドウ識別子の登録”で定義したリモートコマンドウィンドウ識別子の数だけです。それ以上にウィンドウを開いた場合はウィンドウ識別子が表示されず、ウィンドウ識別子によるコマンドの管理が行われません。そのため、このウィンドウでは、コマンドを発行することはできますが、その応答は表示されません。

ただし、被監視システムがSXOの場合、および、UNIXシステムまたはWindows NT(R)システムについては、この識別子による管理は行われません。したがって、識別子をもたないリモートコマンドウィンドウから、SXO、UNIXシステムまたはWindows NT(R)システムに対してコマンドを発行した場合、その応答は表示されます。

代替監視パスによって送受信されるコマンド

コマンド発行先の被監視システムとの通信が代替監視パスによって行われる以下の場合についての注意です。

代替監視パスを使って発行したコマンドの応答は、識別子をもつ現在表示中のリモートコマンドウィンドウすべてに表示されます。また、代替監視パスによる通信中に、SVPMに接続する他のコンソールからコマンドが入力された場合、そのコマンドの応答が、表示中のすべてのリモートコマンドウィンドウに表示されます。


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