Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment - |
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リモートコマンドウィンドウ識別子の登録方法を説明します。
リモートコマンドウィンドウを使うと、被監視システムにコマンドを発行することができます。Systemwalker Centric Manager GEEは、複数の運用管理クライアントからリモートコマンドウィンドウが起動された場合に、どのウィンドウがどのコマンドを発行したかを管理するために、ウィンドウ識別子を利用しています。ここでは、ウィンドウの識別子として識別番号を定義します。
リモートコマンドウィンドウ識別子の使われ方を“図:リモートコマンドウィンドウ識別子の使われ方”に示します。リモートコマンドウィンドウを起動すると、ウィンドウ識別子が任意に割り当てられます(1)。リモートコマンドウィンドウからコマンドが発行されると、コマンド発行先のシステムでは、MC/FSOCKETが識別子にコンソールIDを対応させて設定します(2)。そして、そのコンソールIDを使ってシステムにコマンドを発行します(3)。MC/FSOCKETは、コマンドの応答を受け取ると、コンソールIDに対応する識別子のウィンドウに返信します(4)。
被監視システムがSXOの場合、および被監視システムとの通信が代替監視パスによって行われている場合は、リモートコマンドウィンドウ識別子およびコンソールIDは使用されません。SXOの場合は、発行したコマンドとその応答との対応づけは行われます。被監視システムとの通信が代替監視パスによって行われている場合は、リモートコマンドウィンドウ識別子を持つすべてのウィンドウに応答が表示されます。
複数の運用管理サーバを使用する場合
複数の運用管理サーバを導入しており、それぞれが同一の被監視システムに接続している場合は、それぞれの運用管理サーバが使用するリモートコマンドウィンドウ識別子が重ならないように、それぞれの運用管理サーバの定義で異なる番号を指定してください。
SVPMに“ソフトウェア監視機構”を導入している場合
被監視システムが、“ソフトウェア監視機構”を導入したSVPMと接続している場合は、SVPMのコンソールの数とSystemwalker Centric Manager GEEのリモートコマンドウィンドウ識別子の数の合計が20個を超えないようにしてください。
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