Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第8章 グローバルサーバの監視方法・操作方法

8.1 トラブルを監視する

監視メッセージの定義”で監視対象として定義したメッセージのうち、トラブルとして定義したメッセージの発生を監視する方法を説明します。

トラブルは以下のコンソールから監視することができます。

Systemwalker Webコンソールの監視については、“Systemwalker Webコンソールで監視する”を参照してください。

以下の手順でSystemwalkerコンソールを起動します。

  1. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。
  2. [Systemwalkerコンソール]を起動すると、“自動再接続を行いますか?”という旨のメッセージが表示されます。
    [はい]のボタンを選択し、自動再接続コンソールを起動します。
  3. [Systemwalkerコンソール[ログイン]]ダイアログボックスが表示されますので、接続する[管理ドメイン名]を確認して[OK]ボタンをクリックします。このとき、ログインするユーザ名を指定する場合には、“ログインユーザの指定”をチェックし、[ユーザ名]および[パスワード]を入力します。

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  4. Systemwalkerコンソールが起動します。

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■被監視システムにトラブルが発生した場合

◆Systemwalkerコンソール

◆[監視イベント種別]ウィンドウ

このようにして、トラブルの発生したシステムとその監視イベント種別を知ることができます。

監視イベント種別は、Systemwalker Centric Manager EEで標準提供されている監視イベント種別に加えて、以下の監視イベント種別が標準提供されます。

 

監視イベント種別

発生したメッセージの内容

GSシステム

GSシリーズ、Mシリーズ、MillenniumグローバルサーバおよびIBMホスト(S/390(R))のシステムメッセージ

GSバッチ業務

GSシリーズ、MシリーズのSystemwalker/OFESが監視するジョブネットの異常

GS性能

GSシリーズ、MシリーズのFCMSYS/EMが監視する性能異常

GSオンライン

GSシリーズ、MシリーズのAIMが出力するメッセージ

GSライタ

GSシリーズ、Mシリーズのライタが出力するメッセージ

SXOシステム

SURE SYSTEMのシステムメッセージ

AVM-EX

GSシリーズ、MシリーズのAVM/EXが出力するメッセージ

IPL

GSシリーズ、Mシリーズにおける、システムのIPL処理時に発生するメッセージ

GSハード

SVPMが監視する、GSシリーズ、Mシリーズのハードウェアの異常通知メッセージ

GSアプリ管理

GSシリーズ、MシリーズのInterstageのワークユニットやサブシステムが出力するメッセージ

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メッセージ一覧ウィンドウ

監視イベント一覧には、被監視システムから通知されたメッセージのうち、以下の条件をみたすメッセージだけが表示されます。

被監視システムから通知されたすべてのメッセージは[メッセージ一覧]ウィンドウで監視することができます。[メッセージ一覧]ウィンドウは、Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから[メッセージ一覧]を選択して起動します。


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