Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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上へ第4章 環境定義
上へ4.1 グローバルサーバを監視するための環境定義

4.1.5 被監視システム側の定義

被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合のMC/FSOCKETの定義について説明します。監視対象により、必要な作業が異なりますので注意してください。

MC/FSOCKETの定義の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

作業項目

監視対象

システム
(注5)

サブシステムだけ
(注6)

ワークユニットだけ
(注6)

サブシステムとワークユニット
(注6)

監視イベント種別番号の定義(注1)

補助メッセージリストの登録(注2)

環境定義体の設定

ワークユニット監視定義体の設定

-

-

アプリケーション監視の設定

-

○(注3)

○(注4)

○(注3)

起動用カタログドプロシジャの確認

-

○ : 作業が必要、- : 作業は不要

注1) 定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、トラブル種別定義体です。

注2) 定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、監視メッセージ定義体です。

注3) KKVAPL00を編集します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。

注4) KKVAPL0Iをそのまま使用します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。

注5) システムを監視する機能は、被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合に使用できる機能です。

注6) サブシステムまたはワークユニットを監視する機能は、被監視システムがMSP、XSPの場合に使用できる機能です。

image
被監視システムの説明を読む時の注意

これらのMC/FSOCKETの定義を行う場合、作業完了後MC/FSOCKETを再起動してください。起動/停止の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

被監視システムがMSP、F4 MSP、XSP、およびOS/390(R)の場合に、その説明を読む時には以下のことを注意してください。

被監視システムが異なると、用語、データセット名またはファイル名の名称は違います。以下にその違いを示します。

MSP、F4 MSP、OS/390(R)の用語

XSPの用語

MSP

XSP

データセット

ファイ

DD名

アクセス

MSP、F4 MSP、OS/390(R)のデータセット名

XSPのファイル名

'SYS1.PROCLIB'

'SYS.システム名.PROCLIB'

'SYS1.SAMPLIB'

'SYS.システム名.MDFYSRC' または'SYS.システム名.MDFYCNTL'

'SYS1.xxxxxxxx' (注1)

'SYS.システム名.yyyyyyyy' (注2)

注1) xxxxxxxxの値はシステムによって違います。MSPの場合、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。F4 MSPの場合、FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATRです。OS/390(R)の場合、CMGRPRM, CMGRMSG, CMGRATRです。

注2) yyyyyyyyの値は、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。


下へ4.1.5.1 監視イベント種別番号の定義
下へ4.1.5.2 補助メッセージリストの登録
下へ4.1.5.3 環境定義体の設定
下へ4.1.5.4 ワークユニット監視定義体の設定
下へ4.1.5.5 アプリケーション監視の設定
下へ4.1.5.6 起動用カタログドプロシジャの確認

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