Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) Operating Environment -
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目次
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第1章 Systemwalker Centric Manager GEEの概要
1.5 IDカードセキュリティ
1.5.2 運用形態
◆端末の保護機能
- 運用管理クライアントを使用するにあたり、端末がロックされている(キーボードおよびマウスの操作が制限されている状態)ので、カードリーダに使用者のIDカードまたはICカードを挿入します。
- IDカードまたはICカードにより承認された場合、運用管理クライアントの操作が可能となります。
- 操作が終了した場合、端末のロック操作を行うことにより運用管理クライアントが再びロックされた状態(操作できない状態)になります。

◆操作の保護機能
- 運用管理クライアントにおいて、Systemwalkerコンソールを起動します。
- Systemwalkerコンソールから操作を行います。
- 操作権限の確認が必要な場合、カードリーダにIDカードまたはICカードの挿入を促すメッセージがセキュリティウィンドウに表示されるので、操作を行った者のIDカードまたはICカードをカードリーダに挿入します。なお、既にカードがカードリーダに挿入されている場合(モータ式)やカード情報が有効(注)な場合(手動スライド式)はメッセージは表示されません。
- IDカードまたはICカードにより承認された場合、操作が受け付けられます。
注)カードをスライドさせ連続して操作を行っている状態です。一定時間無操作が続くとカード情報が無効となります。


Systemwalkerコンソール等からの操作をIDカードまたはICカードにより保護する場合は、保護する操作を定義する必要があります。詳細は“IDカードセキュリティの対象となる操作の設定”を参照してください。
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