Systemwalker CentricMGR 解説書 - Solaris(TM) Operating Environment - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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大量データを配付する場合、システムやネットワークの負荷を軽減して次の方法で配付できます。
配付資源を分割し、ネットワークのトラフィック負荷を抑えて配付できます。資源を分割して配付するには、以下の方法があります。
サーバ間で配付資源を分割して配付します。一定の転送量や送信間隔を指定し分割、転送できるので、運用に与える影響を最小限に抑えることができます。
サーバとクライアント間で、配付資源を分割して配付します。配付された資源は、指定された適用日時にクライアントに適用できます。サーバとクライアントで、同期を取って適用が必要な業務資源を、新業務開始時までに業務運用と並行してクライアントまで事前に資源を配付しておき、新業務開始時に一斉にクライアントで適用することで、スムーズに新規業務が開始できます。
サーバとクライアント間の分割事前デリバリは、クライアントに事前配付する資源だけが可能です。事前配付については、“適用日をスケジュールする”を参照してください。
ステージング制御とは、階層化されたネットワークシステムに対して、共用ファイルを使用した段階的な資源配付を行う機能です。大量データを配付する場合に、ステージング制御により負荷を分散できます。資源保管ディレクトリとしてサーバのローカルディスクに加えて、ネットワーク接続された他のシステムのディスクを指定することも可能です。クライアントがダウンロード依頼を行うサーバを分散させることにより、クライアント台数が多い場合のダウンロード負荷を軽減する運用が可能となります。
大量データを配付する場合や転送能力の低い回線で配付するなど、回線を経由しての配付が困難な場合には、オフラインで配付することが可能です。
運用管理サーバで外部媒体に移出した資源を、部門管理/業務サーバやクライアントへ移入することで、オンラインで配付した資源同様の管理を行うことも可能です。
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