Systemwalker CentricMGR 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第2章 監視する
上へ2.7 インターネットサーバを監視する
上へ2.7.1 インターネットサーバの動作状況を監視する

2.7.1.2 インターネットサーバ管理の稼働監視を使用する

インターネットサーバ管理の稼働監視を使用する場合は、次の操作で稼働監視の設定を行います。

  1. 業務サーバに、スーパ・ユーザでログインします。
  2. 環境設定ファイルのAplDetectパラメタを次のように変更します。

    環境設定ファイルの詳細は、“Systemwalker CentricMGR リファレンスマニュアル”を参照してください。

    [UNIXの場合]

    [Windows(R)の場合]

  3. インターネットサーバ管理エージェントを再起動します。

    [UNIXの場合]

    1. インターネットサーバ管理エージェントを停止させます。
      /opt/systemwalker/bin/mpisastop
    2. インターネットサーバ管理エージェントを起動させます。
      /opt/systemwalker/bin/mpisastart

    [Windows(R)の場合]

    コントロールパネルのサービスから、次のサービスを再起動させます。

    Systemwalker MpNsAgt

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インターネットサーバ管理を使用した場合に通知されるイベントの形

運用管理サーバからインターネットサーバ動作状況の表示は行えません。監視対象のインターネットサーバが停止した場合、運用管理サーバへ以下のイベントメッセージが通知されます。

[UNIXの場合]

UX:MpNsagtMain: 警告: 10:ss サービスが停止しました。

[Windows(R)の場合]

AP:MpNsagtMain: 警告: 10:ss サービスが停止しました。

ss : サービス種別(WWW, proxy, DNS, Firewall)

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バージョン混在時の注意事

  1. 運用管理サーバ(V10系)と部門管理サーバまたは業務サーバ(V3/V4/V5/V10系)の構成の場合

    監視対象ノード上のインターネットサーバ(WWW,Proxy,DNSまたはFirewall)のインストールまたはアンインストールを行った場合、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

    インターネットサーバ管理では、Microsoft(R) proxy serverのWinSock proxyとWeb proxyを監視することができます。Socks proxyについては、監視することができません。

  2. 運用管理サーバ(V3/V4系)と業務サーバ(V5/V10系)の構成の場合

    業務サーバで複数のWWWサーバがインストールされている場合、動作状況の表示では複数のWWWサーバが表示されます。

    WWWサーバの利用状況の表示では業務サーバ上でインターネットサーバ管理エージェントが監視対象としているWWWサーバの利用状況だけを表示します。

  3. 運用管理サーバ(V3/V4/V5系)と業務サーバ(V5/V10)の構成の場合

    業務サーバでインターネットサーバの動作状況の表示を行う場合、環境設定ファイル(mpagtprvpo)のAplDetectパラメタをONに設定し、インターネットサーバ管理エージェントを再起動してください。

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インターネットサーバ管理の稼動監視の注意事項

複数のWWWサーバを動作させた環境において、起動中のWWWサーバの親プロセス名が同一である場合、同一の全プロセスが停止されないと“WWWサービスが停止しました”のイベントは通知されません。以下の例では、b)、c)の両方のプロセスが停止しないとイベントは通知されません。

例)複数のapacheが動作している場合のプロセス一覧
/usr/apache/bin/httpd              ・・・a) 
/usr/local/apache/bin/httpd -f xxxxx ・・・b) 
/usr/local/apache/bin/httpd           ・・・c)

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