Systemwalker CentricMGR 入門ガイド - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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上へ第3章 監視する

3.8 WWWブラウザで監視する

Systemwalker CentricMGRがインストールされていないサーバまたはクライアントでも、ブラウザを使ってコンソール(Systemwalker Webコンソール)として利用することができます。利用できるページ(機能)は、以下のとおりです。

ここでは、WWWブラウザを用いてイベントを監視する方法について説明します。

◆WWWサーの定義

Systemwalker Webコンソーを利用するためには、運用管理サーバにWWWサーバの製品が導入されていることが必要です。また、WWWサーバに対するディレクトリ(エイリアス)の定義を行う必要があります。

ここでは、WWWサーバとしてIIS(Internet Information Services) 5.0を利用した場合の設定方法について説明します。ほかの利用できるWWWサーバ、およびその設定方法については、“Systemwalker CentricMGR 導入手引書”を参照してください

Systemwalker CentricMGRインストール前に、すでにIISがインストールされており、“既定のWebサイト”として設定されているサイトがある場合、Systemwalker CentricMGRインストール時に、Web連携のセットアップを自動的に行います。Systemwalker CentricMGRインストール時に、IISがインストールされていなかった場合は、Web連携のセットアップが行われませんので、IISをインストール後に以下のコマンドを実行し、Web連携のセットアップを行ってください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\bin\alias.exe

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アクセス権の設定について

Systemwalker CentricMGRインストール直後はアクセス権の設定がされておらず、だれでもアクセスできるような設定になっています。アクセスを制限する必要がある場合は、“Systemwalker CentricMGR 導入手引書”を参照し、アクセス権の設定を行ってください。

◆WWWブラウザでイベントを監視する

Systemwalker Webコンソールでのシステム監視ページの操作手順として、ここでは障害を監視する手順を説明します。そのほかの機能については、ヘルプのページを参照してください。また、利用できるブラウザについては、“Systemwalker CentricMGR 解説書”を参照してください。

  1. WWWブラウザを起動します。
  2. Systemwalker Web連携ページを起動します。
    1. URLとして、“http://運用管理サーバのコンピュータ名またはIPアドレス/Systemwalker/”を指定し、Systemwalker Web連携ページを表示します。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [アドレス]:“http://10.124.120.13/Systemwalker/”
    2. Systemwalker Web連携ページで、[Systemwalker Web連携の各機能を使用する]をクリックします。

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    3. Systemwalker Web連携ページで、[業務監視(デスクトップ版)]をクリックします。

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    4. 以下のメッセージボックスで、[はい]または[いいえ]をクリックすると、ログインページが表示されます。

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    5. ログインページで、[ユーザ名]および[パスワード]を入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
      ここでは、以下のように指定します。
      • [ユーザ名]:“systemwalker"
      • [パスワード]:“systemwalker"

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    6. Systemwalker CentricMGR 業務監視ページで、ツールバーの[設定メニュー]から[イベント表示設定]を選択します。

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    7. イベント表示設定のページで、業務監視ページで表示する設定を行い、[設定]ボタンをクリックします。

      ここでは、以下のように指定します。

      • [状態]:すべてチェック
      • [重要度]:すべてチェック
      • [種別]:すべてチェック
      • [イベントを折り返して表示する]:チェック
      • [ツリー/オブジェクト一覧のフォルダ/オブジェクトを点灯させない(高速化)]:チェック

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    8. 以下のメッセージボックスが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。

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    9. Systemwalker CentricMGR 業務監視ページで、イベントの監視、対処を行います。

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