Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第4章 接続形態に合わせて運用する | > 4.3 サーバとクライアント間でのRAS・ダイヤルアップ接続 |
資源配付では、メンテナンス版数により運用を行っている場合、部門管理/業務サーバと配下のクライアントを一つの単位として配付ドメインとよび、クライアントの受信状況、適用状況をこの配付ドメイン単位に管理しています。
部門管理/業務サーバ自身の適用ステータスと配下のクライアントの正常/異常/総数を管理し、部門管理/業務サーバ自身の適用ステータスと配下クライアントの正常数と総数が等しい場合にその配付ドメインを運用可能として扱ってます。
携帯端末の管理方法には、以下の三つがあります。
携帯端末が移動しても、常に同じ部門管理/業務サーバからダウンロードを行う場合は、携帯端末の資源の受信情報・適用情報は携帯端末がアクセスした部門管理/業務サーバ配下の情報として管理する方法です。
配付ドメイン単位の管理方法を行う場合の例を下図に示します。
携帯端末の移動によりダウンロードする部門管理/業務サーバが変化する場合は、携帯端末の資源の受信・適用ステータスを物理的な配付ドメイン配下の情報として管理するのではなく、論理的な携帯端末専用のグループ配下の情報として管理します。この論理的なグループを論理構成とよびます。論理構成で管理することにより、携帯端末の情報を一元的に管理することができます。なお、論理構成により管理できる情報は、携帯端末の資源の受信・適用ステータスだけです。
論理構成により携帯端末を一元管理した場合の例を下図に示します。
資源配付としての携帯端末の管理を行わない方法です。
携帯端末を管理しない場合は、部門管理/業務サーバには携帯端末のステータスは保持されません。また、クライアント側でも適用結果をサーバに通知しません。
管理方法の設定は、部門管理/業務サーバ側、クライアント側のどちらでも行うことができます。設定方法を以下に示します。
部門管理/業務サーバでのクライアントの定義時に、クライアントの管理方法を設定します。管理方法の設定は定義コマンド(drmsdfn)で行います。
定義コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
-Yオプションに“mng”を指定します(省略値)
-Vオプションに論理構成名を指定します
-Yオプションに“nomng”を指定します
資源配付クライアント設定の[実行環境]-[ダウンロード実行環境設定]ウィンドウで行います。
“管理する”をチェックします(省略値)
“論理構成名”は指定しません。
“管理する”をチェックします(省略値)
“論理構成名”を指定します
“管理しない”をチェックします
携帯端末の管理方法および論理構成名について、サーバ側の定義とクライアント側の定義をチェックし、矛盾する場合の扱いを指定します。
部門管理/業務サーバのDRMS編集ファイル(drms.dat)に以下のオプションを追加します。この設定を行った後に、資源配付を再起動することによってオプションが有効となります。
[sysinfcheck = YES|NO ] |
sysinfcheckオプションの設定方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“DRMS編集ファイル”を参照してください。
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