Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 接続形態に合わせて運用する> 4.2 サーバとサーバ間でのRAS接続の運用

4.2.4 注意事項

RAS機能を利用して、資源配付の運用を行う場合の注意事項を以下に示します。

◆運用制限

以下の部門主導となる運用を行うことはできません。

◆stimerでの回線切について

送信時にstimerによるタイムアウトが発生した場合には、RASが接続した回線は自動的に切断されます(手動で接続されている回線は切断されません)。

◆電話回線の同時接続数制について

複数のRASを利用する宛て先システムへ同報を行う場合には、同時接続数を設定する必要があります。同時接続数は、DRMS編集ファイルに下記オプションで指定します。

servmax = ダイヤルアウトに構成されたモデム数


オプションを省略した場合、20が指定されたものとします。

◆回線接続時のエラについて

RASによる回線接続時に、相手先がbusy等の理由により、エラーが発生した場合には、処理が中断されます。その場合に、エラーになった理由がイベントに出力されます

◆nametype=HOSTでの運用について

nametype=HOSTの運用を行う場合には、以下のような設定を行う必要があります。

部門管理/業務サーバの設定
(RASサーバ側の設定)

運用管理サーバ側の設定
(RASクライアント側の設定)

  • TCP/IPの構成
    • リモートクライアントが設定したアドレスでの接続を許可してください。
  • hostsの設定
    • hostsファイルにRASクライアント側が要求してくる特定のIPアドレスを定義してください。
  • 電話帳エントリのPPP TCP/IPの設定
  • 特定のIPアドレスを要求するように設定してください。

ただし、RASクライアント側のLANとは別のIPアドレスを要求する必要があります。


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