Systemwalker Centric Manager 資源配付のバリエーション - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 接続形態に合わせて運用する> 4.1 回線交換利用時の運用

4.1.1 概要

運用管理サーバと部門管理/業務サーバの接続形態がINS-Cなどの回線交換時は、以下に示す項目に留意する必要があります。

◆回線数による同時ダウンロード、適用状況検索システム数の制限

資源配付の資源ダウンロード、適用状況検索を行うシステム数より回線数が少ない運用形態では、回線数以上の要求を同時に行うと、回線数を超えた要求はエラー(回線ビジー)となります。このため、回線数の範囲内で、要求を順次行う必要があります。

◆ダウンロードが完了するまでのセション継続

資源配付は、ダウンロードを行う場合、部門管理/業務サーバに対して世代状況の問い合わせを行ったあとで、差分資源をダウンロードします。

状況の問い合わせとダウンロードが完了するまでセションを継続することで、部門管理/業務サーバからの着呼によるダウンロードエラーを防止することができます。

◆部門管理/業務サーバにダウンロード、適用状況検索を行う場合のインターバル設定

ブルータを経由した場合などは、1部門管理/業務サーバへの要求完了から指定の一定時間後に回線切断を行います。回線切断までに別の部門管理/業務サーバに対する回線接続を行うとエラー(回線ビジー)となります。このため、別の部門管理/業務サーバへの回線接続の前に一定のインターバルを開ける必要があります。

◆部門管理/業務サーバからの結果応答の抑

回線すべてを利用したダウンロード、適用状況検索を行っている際に、別の部門管理/業務サーバから結果応答の着呼が入ると、次のダウンロード、適用状況検索または部門管理/業務サーバの結果応答がエラー(回線ビジー)となる可能性があります。

このため、部門管理/業務サーバからの結果応答を、行わない設定にする必要があります。また、結果応答はダウンロードと同じく、運用管理サーバ側からそれぞれの部門管理/業務サーバに対して、回線数の範囲内で順次検索する運用となります。

回線交換利用時の運用形態例を、“図:回線交換利用時の運用形態例”に示します。

[図:回線交換利用時の運用形態例]

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