Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 ファイルの形式 | > 2.3 定義情報 |
任意(*.*)
(省略時:mpcrtmgr.def)
証明書管理環境作成コマンド(mpcrtsetenvコマンド)の-fオプションで指定する証明書管理環境の定義ファイルです。
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpcrtmgr\etc |
Windows 9x系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpcrtmgr\etc |
セクション名 |
キー名 |
属性 |
説明 |
ENV |
OWN-CERTTYPE |
任意(ただし、自分自身の証明書としてPKCS#12形式のファイルを使用する場合は必須) |
自分自身の証明書としてPKCS#12形式のファイルを使用する場合に1を指定します。 |
ENV |
PATH |
任意 |
証明書運用管理ディレクトリ名を指定します。クラスタシステム上で設定する場合は、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。指定がない場合は以下のディレクトリとなります。 [Solaris OE] [Windows NT系] [Windows 9x系] |
ENV |
CERT |
任意 |
有効証明書ディレクトリ名を指定します。クラスタシステム上で設定する場合は、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。指定がない場合は、以下のディレクトリとなります。 [Solaris OE] [Windows] |
ENV |
CRL |
任意 |
CRLディレクトリ名を指定します(CRLとは、有効期間が切れた証明書の一覧のことです)。クラスタシステム上で設定する場合は、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。指定がない場合は、以下のディレクトリとなります。 [Solaris OE] [Windows] |
ENV |
SLOT |
任意 |
スロット情報ディレクトリ名を指定します(スロットとは、暗号装置を装着する物理的な口をソフトウェアで抽象化したものです)。クラスタシステム上で設定する場合は、共用ディスク上のディレクトリを指定してください。指定がない場合は、以下のディレクトリとなります。 [Solaris OE] [Windows NT系] [Windows 9x系] |
ENV |
TOKENLABEL |
任意 |
トークンラベルを指定します(トークンとは、スロットに装着する暗号装置をソフトウェアで抽象化したものです)。指定がない場合、または空文字列が指定された場合は、デフォルト値(mpcrtmgr)となります。 |
ENV |
KEYLABEL |
任意 |
鍵ラベルを指定します。指定がない場合または、空文字列が指定された場合は、デフォルト値(mpcrtmgr)となります。PRIVATE-KEYセクションのFILENAME指定がある場合にだけ有効です。 |
PRIVATE-KEY |
FILENAME |
任意 |
秘密鍵のファイル名を指定します。 [ENVセクションのOWN-CERTTYPEキーに1を指定した場合] [ENVセクションのOWN-CERTTYPEキーを指定していない場合] |
PASSWORD |
SLOTPASS |
任意 |
スロットを作成するときに使用するパスワードを指定します(注)。セキュリティ上、パスワードをファイルに書いたまま保存しておくことは好ましくないため、設定が終了したらこのキーは削除してください。指定がない場合または、空文字列が指定された場合は、デフォルトのパスワードを使用します。 |
PASSWORD |
SOPIN |
任意 |
トークン情報を変更するときに使用するパスワードを指定します(注)。セキュリティ上、パスワードファイルに書いたまま保存しておくことは好ましくないため、設定が終了したらこのキーは削除してください。指定がない場合または、空文字列が指定された場合は、デフォルトのパスワードを使用します。 |
PASSWORD |
USERPIN |
任意 |
トークン自身を変更するときに使用するパスワードを指定します(注)。セキュリティ上、パスワードファイルに書いたまま保存しておくことは好ましくないため、設定が終了したらこのキーは削除してください。指定がない場合または、空文字列が指定された場合は、デフォルトのパスワードを使用します。 |
OWN-CERTFILE |
NICKNAME |
必須 |
自分自身の証明書のニックネームをメールアドレスで指定します。 |
OWN-CERTFILE |
FILENAME |
必須 |
自分自身の証明書のファイル名を指定します。 |
OWN-CERTFILE |
FILETYPE |
任意(ただし、自分自身の証明書としてPKCS#12形式のファイルを使用する場合は必須) |
自分自身の証明書としてPKCS#12形式のファイルを使用する場合に1を指定します。 DER形式の証明書を使用する場合は、このキーを指定する必要はありません。本指定をした場合、mpcrtsetenvコマンドでは、-sオプションが必須となります。 |
CA-CERTFILE-XXXX |
NICKNAME |
必須 |
CA局証明書のニックネームをメールアドレスで指定します。 |
CA-CERTFILE-XXXX |
FILENAME |
必須 |
CA局証明書のファイル名を指定します。 |
CERTFILE-XXXX |
NICKNAME |
任意 |
相手の証明書のニックネームをメールアドレスで指定します。 |
CERTFILE-XXXX |
FILENAME |
任意 |
相手の証明書のファイル名を指定します。 |
使用できる文字は、英数字、空白と以下の記号だけです。
!"#%&'()*+,-./:;<=>?[\]^_{|}~
mpcrtsetenv(証明書管理環境作成コマンド)
自分自身の証明書としてDER形式のファイルを使用する場合。
[ENV] #PATH= #CERT= #SLOT= #CRL= #TOKENLABEL=xxxxxxxx #KEYLABEL=xxxxxxxx [PRIVATE-KEY] FILENAME=c:\aaa\pkcskey [OWN-CERTFILE] NICKNAME=aoao@saint.nm.fujitsu.co.jp FILENAME=c:\aaa\aoao.cer [CA-CERTFILE-0001] NICKNAME=ca@saint.nm.fujitsu.co.jp FILENAME=c:\aaa\ca.cer [CA-CERTFILE-0002] NICKNAME=dodo@saint.nm.fujitsu.co.jp FILENAME=c:\aaa\dodo.cer #[CA-CERTFILE-0003] #NICKNAME=xxx@xxx.xxx.xxx #FILENAME=x:\xxxxxxxxx [CERTFILE-0001] NICKNAME=bobo@saint.nm.fujitsu.co.jp FILENAME=c:\aaa\bobo.cer [CERTFILE-0002] NICKNAME=coco@saint.nm.fujitsu.co.jp FILENAME=c:\aaa\coco.cer #[CERTFILE-0003] #NICKNAME=xxx@xxx.xxx.xxx #FILENAME=x:\xxxxxxxxx
自分自身の証明書としてPKCS#12形式のファイルを使用する場合。
[ENV] OWN-CERTTYPE=1 [OWN-CERTFILE] NICKNAME=own@aaa.bbb.ccc FILENAME=a:\own.pfx FILETYPE=1 [CA-CERTFILE-0001 ]NICKNAME=ca@aaa.bbb.ccc FILENAME=a:\ca.cer [CERTFILE-0001] NICKNAME=other1@aaa.bbb.ccc FILENAME=a:\other1.cer [CERTFILE-0002] NICKNAME=other2@aaa.bbb.ccc FILENAME=a:\other2.cer
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