Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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1.2.22.1.2 業務構成情報の定義
■機能説明
業務構成情報として、業務名と業務に対応する資源グループまたは製品を定義します。
■記述形式
drmsdfn |
-a job -j 業務名 [-t serv|cl] [-c コメント] [{-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]|-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名}] |
■オプション
- -a job:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションでは“job”と指定します。
- -j 業務名:
- 定義する業務名を指定します。
業務名は、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の多国語文字列で指定します。
- -t serv|cl:
- 業務を構成する資源グループまたは製品がサーバ用の資源か、クライアント用の資源かを指定します。本オプションでは、以下のように指定します。
なお、本オプションを省略した場合は、サーバ/クライアント共通の資源とみなします。
- serv:
- サーバ用の資源の場合
- cl:
- クライアント用の資源の場合
- -c コメント:
- 利用者の任意なコメントを指定します。
コメントは、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)のブランクを含む多国語文字列で指定します。ブランクを含む文字列で指定する場合は、“"(ダブルコーテーション)”で囲んで指定してください。
- -g 資源グループ名:
- 業務を構成する資源グループ名を指定します。
資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。
なお、本オプションを指定する場合は、-pオプションを指定することはできません。
- -v バージョン・レベル:
- 業務を構成する資源グループ、または製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
なお、-gオプションを指定する場合で、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。
- -p 製品名:
- 業務を構成する製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定する場合は、-v、-oオプションも指定する必要があります。
なお、本オプションを指定する場合は、-gオプションを指定することはできません。
- -o OS識別名:
- 製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは、UXP/DSのPUFをメンテナンス版数に登録する場合に使用し、以下のとおり指定します。
- DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合:
- UXPDS
■復帰値
- 0:成功
- 定義処理が正常に終了しました。
- 1:警告
- 同じ業務構成情報が定義されました。
- 3:処理継続不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。定義処理ができません。
- 4:プログラム・エラー
- システムにエラーが発生しました。定義処理ができません。
■参照
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)
■コマンド格納場所
Windows NT系 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
■実行に必要な権限/実行環境
- DistributionOperation権限が必要です。
- サーバ用コマンドです。
■注意事項
- 本コマンドでは、1つの資源グループまたは製品を定義します。したがって、1つの業務に複数の資源グループまたは製品を定義する場合は、その数だけ本コマンドで定義してください。この場合コメントについては、初回の定義で指定されたものを採用し、2回目以降は無視します。
- 資源グループまたは製品を二重に定義した場合、エラーメッセージが出力されます。すでに定義している資源グループまたは製品を、削除コマンド(drmsdlt)で削除してから再定義してください。
- 資源グループ名には、英数字(0〜9、A〜Z、a〜z)と“#”、バージョン・レベルには、英数字(0〜9、A〜Z、a〜z)を使用してください。
- 業務名には、“/”、“\”、“*”、“?”“,”、“%”を使用しないでください。
- 製品名には、“\”、“*”、“?”、“%”を使用しないでください。
- 業務名、資源グループ名、製品名、バージョン・レベルには“/”、“\”、“.”、“*”、“?”を使用しないでください。
■使用例1
業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ用)と定義します。
drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU -t serv
■使用例2
業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ、クライアント共通)、“EIGYOUBU”(クライアント用)と定義します。
drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU
drmsdfn -a job -j 人事 -g EIGYOUBU -t cl
■実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。
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