Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -

1.2.13 dmchgswadmin(スタートアップアカウント情報変更コマンド)

■機能説明

インストール時に指定したスタートアップアカウントの情報を変更します。

■記述形式

dmchgswadmin

[-u user] [-p password]

■オプション

-u user:

スタートアップアカウントの変更後のユーザ名を指定します。ここに指定するユーザは以下の条件を満たしていなければなりません。条件を満たしていない場合、アカウント情報の変更はできません。

• ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属していること
• 無期限パスワードが設定されていること
• 空白を含まない名前、パスワードであること
• 以下の特権が付加されていること
  • サービスとしてログオン
  • オペレーティングシステムの一部として機能
  • クォータの増加
  • プロセスレベルトークンの置換え

-p password:

スタートアップアカウントの変更後のパスワードを指定します。本オプションを省略した場合、パスワードを問い合わせます。

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

表:その他のコマンド

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

■実行に必要な権限/実行環境

• Administrator権限が必要です。
• サーバ/クライアント(Windows NT系)で実行可能です。

■使用例1

スタートアップアカウントのパスワードをpasswordに変更します。入力するパスワードを画面に表示しません。

dmchgswadmin
New Password:  ← passwordと入力します (エコーバックされません)
Retype:        ← passwordと入力します (エコーバックされません)

■使用例2

スタートアップアカウントをnewaccountに変更します。入力するパスワードを画面に表示しません。

dmchgswadmin -u newaccount
New Password:  ← passwordと入力します (エコーバックされません)
Retype:        ← passwordと入力します (エコーバックされません)

■使用例3

スタートアップアカウントをnewaccountに変更します。newaccountのパスワードはpasswordです。

dmchgswadmin -u newaccount -p password

■実行結果/出力形式

正常終了時:

以下のメッセージが出力されます。

Systemwalker account was successfully changed.

異常終了時:

スタートアップアカウントの情報の変更に失敗した原因を示すエラーメッセージが表示されます。