Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.10 backup(リカバリフローDB用バックアップコマンド)

■機能説明

本コマンドを実行すると、リカバリフローの資産を指定された退避先ディレクトリに退避します。

保守作業としてバックアップをする場合は、mpbkcコマンドを使用してください。

■記述形式

backup

-b 退避ディレクトリ名 [-Ca|-Cs]

■オプション

-b 退避ディレクトリ名:
リカバリフローの情報を退避するディレクトリを指定します。指定するディレクトリには既に存在しているディレクトリを指定してください。
-Ca:
クラスタの運用系ノードで、共有ディスク上にある資産とローカルディスク上にある資産の両方を退避する場合に指定します。

本オプションは、クラスタの運用系ノードだけで指定してください。

-Cs:
クラスタの運用系ノードまたは待機系ノードで、ローカルディスク上にある資産の退避だけを退避する場合に指定します。

本オプションは、クラスタの運用系ノードおよび待機系ノードだけで指定してください。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

mpbkc(バックアップコマンド)
restore(リカバリフローDB用リストアコマンド)
表:リカバリフロー用コマンド(運用管理サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows NT系

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mprfm\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■使用例

通常運用の運用管理サーバ“Systemwalkerインストールディレクトリ:h:\win32app”をクラスタ環境に移行するために、リカバリフローの情報を“g:\0911”ディレクトリに退避します。

H:\win32app\mpwalker.dm\mprfm\bin>backup.exe -b g:\0911

■実行結果/出力形式

通常運用の運用管理サーバをクラスタ環境に移行するために、リカバリフローの情報を退避したときの出力形式です。

image


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2005