Interstage Shunsaku Data Manager アプリケーション開発ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

付録B 検索式、リターン式およびソート式の書式> B.3 検索式

B.3.1 条件式

条件式は、パス式で指定した要素ノードの値またはテキスト式で指定したテキストノードの値とキーワードを比較する場合に使用します。また、属性式で指定した属性のノードの値とキーワードを比較する場合にも使用します。

条件式の定義を以下の図に示します。

[図:条件式の定義]

条件式は、パス式、テキスト式または属性式、比較演算子およびキーワードから成り立ちます。

パターンおよび文字列は、二重引用符(")または引用符(')で囲みます。二重引用符(")と引用符(')は混在して使用できません。

以下に条件式で定義する項目について説明します。

パス

パス式は、XML文書中の要素ノードの位置を識別するものです。

比較対象となるXML文書中の要素ノードを指定します。

パス式の詳細な書式は、“B.2.1 パス式”を参照してください。

テキスト

テキスト式はXML文書中の要素ノード直下のテキストノードの値(文字列)を指すための記述です。比較対象となるXML文書中の要素ノード直下のテキストノードを指定します。テキスト式の詳細な書式は、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。

条件式に、パス式が同じテキスト式を指定すると、同じ結果が返却されます。

条件式の例を以下に示します。

パス式 :/root/company/name='Yamada'
テキスト式:/root/company/name/text()='Yamada'

結果:上記は同じ結果が返却されます。

属性

属性式はXML文書中の特定の属性ノードの値を示すための記述です。比較対象となるXML文書中の特定の属性ノードの値を指定します。属性式の詳細な書式は、“B.2.3 属性式”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006