Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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付録A セキュリティの強化(Interstage資源の保護)> A.2 Interstage資源保護のための環境設定> A.2.7 Interstage JMXサービス

A.2.7.3 isjmxchangemodeコマンドの詳細

 以下に、isjmxchangemodeコマンドの詳細を説明します。

名前 isjmxchangemode

 Interstage JMXサービスの運用を特定ユーザ権限モードに変更します。

形式

 isjmxchangemode [-t <directory>]

機能説明

 セキュリティ強化を行うため、Interstage JMXサービスの運用を特定ユーザ権限モードに変更します。

 以下に、isjmxchangemodeコマンドの引数の説明をします。

[-t]

 isjmxchangemodeが一時的な作業領域として使用するディレクトリを指定します。当オプションが指定されない場合は、デフォルトの作業領域ディレクトリ(/tmp)を一時的に使用します。

   <directory>

    isjmxchangemodeが一時的な作業領域として使用するディレクトリを指定します。

注意事項

 本コマンドは、スーパユーザで実行してください。また、Interstage、および、Interstage JMXサービスを停止した状態で実行してください。

使用例

 isjmxchangemodeコマンド実行時に以下の情報が出力されます。

  1. 特定ユーザ権限変更対象のパッケージディレクトリ
  2. isjmxchangemodeコマンドが一時的な作業領域として使用するディレクトリ
  3. 変更する特定ユーザID
  4. 変更するグループID
  5. 運用切り換えモードの情報
      Normal-> Security:通常の運用モードから、特定のユーザ運用モードへの切り換え
  6. isjmxchangemodeコマンドが正常に終了したことを示すメッセージ

    > /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxchangemode
    Interstage JMX Service package directory: /opt/FJSVisjmx         …1
    Temporary                               : /tmp                   …2
    Owner name                              : root                   …3
    Group name                              : sys                    …4
    Change mode                             : Normal-> Security      …5
    isjmxchangemode: INFO:Exit normally                           …6
    >

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