Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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付録A セキュリティの強化(Interstage資源の保護)> A.2 Interstage資源保護のための環境設定> A.2.4 EJBサービス

A.2.4.4 EJBサービスの運用について

 以下の手順で、EJBサービスを使用した業務運用を行います。

  1. root権限に変更する。

    以降の処理を行うためには、root権限である必要があるため、root権限に変更してください。

  2. ファイルモード生成マスクを設定する。

    ファイルモード生成マスクを確認し、“022”が設定されていない場合は、umask コマンドを使用して“022”を設定してください。

     EJBサービスでは、動的にファイルの生成を行っています。Javaが作成するファイルは、ファイルモード生成マスク設定に依存するため、groupおよびotherへのwrite権を付与しないように設定する必要があります。

    > umask
    > 0          (ファイルモード生成マスクに022が設定されていない状態)
    > umask 022  (ファイルモード生成マスクに022を設定)
    
  3. Interstageを起動する。

    isstartコマンドを使用し、Interstageを起動してください。

  4. EJBサービスを運用する。

    EJBサービスを使用し、業務運用を行います。

EJBサービスの運用時の注意事項

以下にEJBサービスを使用した運用時の注意事項を説明します。


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