Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド |
目次 索引 |
第3部 SSLによる暗号化通信 | > 第9章 CORBAサービスでSSLを利用する方法 |
イベントサービスは、以下の製品で利用可能です。
イベントサービスでSSL通信を行うには、CORBAサービスのSSL環境設定を行う必要があります。CORBAサービスのSSL環境設定については、“CORBAサーバの環境設定”を参照してください。
また、イベントサービスにおいて、静的生成運用/動的生成運用の環境設定時にSSL通信の設定を行う必要があります。イベントサービスにおけるSSL通信について以下に説明します。
esmkchnlコマンドを使用してイベントチャネルを作成する際に、-sslオプションを指定して、SSL通信の設定を行います。
イベントチャネル名“CHNL1”、イベントチャネルのグループ“GROUP1”のイベントチャネルを作成して、SSL通信を行う場合
esmkchnl -g GROUP1 -c CHNL1 -ssl |
イベントサービスの静的生成運用の環境設定については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Enterprise EditionおよびStandard Editionで提供)の“静的生成運用”を参照してください。
Interstageの環境設定を行う際に、Interstage動作環境定義ファイルに以下の定義を追加して、SSL通信の設定を行います。
Event SSL=yes |
イベントサービスの動的生成運用の環境設定については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Enterprise EditionおよびStandard Editionで提供)の“動的生成運用”を参照してください。
essetupコマンドを使用して、イベントサービスとイベントファクトリのセットアップを行う際に、-sslオプションを指定して、SSL通信の設定を行います。
最大プロセス数“5”、Mixedモデルでのサプライヤ・コンシューマ接続数の合計値“100”のイベントサービスにおいて、動的生成したイベントチャネルのSSL通信を行う場合
essetup -f -p 5 -m 100 -ssl |
イベントサービスの動的生成運用の環境設定については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Enterprise EditionおよびStandard Editionで提供)の“動的生成運用”を参照してください。
目次 索引 |