ETERNUS SF Disk Space Monitor ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.0
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第3部 使用手引> 第8章 レポート画面

8.5 レポート作成画面/登録画面の操作方法

レポート作成画面およびレポート登録画面の操作方法について説明します。

以下はレポート作成画面の例です。

項番

構成要素

説明

(1)

レポート名指定

レポートを識別するための名前情報を指定します。

(2)

レポートの種類指定

レポートの種類に関する指定を行います。

(3)

レポートの対象指定

レポートの対象に関する指定を行います。

(4)

表示件数と時間に関する指定

レポートの表示件数と時間に関する指定を行います。

表示件数については、ディスク使用率等の場合、ディスクの高使用率を防止する為、上位件数で抽出します。

また、ディスクの空き容量の場合、ディスクの空き容量が少ない場合のシステムダウン防止の為、下位件数で抽出します。

グラフで表示可能な件数は20件程度までです。それ以上では、表示領域やグラフの線が多くなりすぎ区別しづらくなります。

(5)

操作ボタン

レポートの操作を行うボタンです。

(6)

コンテンツ表示域

各種指定項目を指定し、操作ボタンを押下することで、レポートのコンテンツが表示されます。

以降に各指定項目を説明します。

8.5.1 レポート名指定 

レポートを識別するための名前情報を指定します。

項目名

説明

登録レポート名

レポートを識別するための、表示名を指定します。

登録レポート名は、即時レポートの、作成タブでのレポート一覧表示、履歴参照タブでの、履歴一覧表示、および、定期レポートの、表示タブでの定期レポート一覧表示に使用されます。

登録レポート名には、Shift-JISコードの以下の文字が使用できます。
・全角文字
・半角英数字
・半角記号(ただし$ " ' [ ] < > / ? | ; : * \ & , . =以外)

長さの制限は、半角全角に係わらず36文字以内です。

8.5.2 レポートの種類指定 

レポートの種類を指定します。

項目名

説明

分類

レポートする分類およびレポート種別を指定します。

レポート種別には、選択された分類に対応した選択肢が表示されます。

指定できる分類およびレポート種別に関しては「8.7 レポートの種類」を参照してください。

レポート種別

8.5.3 レポートの対象指定 

レポートの対象に指定する項目は、レポートの種類ごとに異なります。

以下に、種類ごとの指定項目について、タイプ別に説明します。

分類

レポート種別

タイプ

総点検

ディスクスペース

システムグループ指定

カテゴリ別診断レポート

Windowsディスク量

システムグループおよびサーバ指定

UNIXディスク量

システムグループおよびサーバ指定

Symfoware データベーススペース使用量

システムグループおよびサーバ指定

Oracle テーブルスペース使用量

システムグループおよびサーバ指定

詳細レポート

時系列表示

詳細項目指定

相関表示

相関・複合レポート専用

回帰分析表示

回帰分析表示レポート専用

等高線表示

詳細項目指定

過去現在時系列表示

過去現在時系列指定表示レポート専用

推移比較表示

推移比較レポート専用

複合表示

相関・複合レポート専用

システムグループ指定

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

システムグループおよびサーバ指定

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

システムグループ、サーバ、およびリソースID指定

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

リソースID

リソースIDへの指定内容は、レポート種別により異なります。以下で、レポート種別ごとの入力内容を説明します。

詳細項目指定

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名

レポートの対象とするカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

指定できるカテゴリ名およびフィールド名に関しては、「19.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

フィールド名

リソースID

レポートの対象とするリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

例)

リソースIDが "AAA123" および "AAA456" の2件のデータが存在する場合、"AAA" を指定すると、その両方が対象になります。

相関・複合表示レポート専用

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

データ1の指定

サーバ1

表示を行う一方のデータが存在するサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名1

表示を行う一方のカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

指定できるカテゴリ名およびフィールド名に関しては、「19.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

フィールド名1

リソースID1

表示を行う一方のリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

例)

リソースIDが "AAA123" および "AAA456" の2件のデータが存在する場合、"AAA" を指定すると、その両方が対象になります。

データ2の指定

サーバ2

表示を行うもう一方のデータが存在するサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名2

表示を行うもう一方のカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

フィールド名2

リソースID2

表示を行うもう一方のリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

回帰分析表示レポート専用

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名

レポートの対象とするカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

指定できるカテゴリ名およびフィールド名に関しては、「19.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

フィールド名

リソースID

レポートの対象とするリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

例)

リソースIDが "AAA123" および "AAA456" の2件のデータが存在する場合、"AAA" を指定すると、その両方が対象になります。

過去現在時系列項目専用

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名

レポートの対象とするカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

指定できるカテゴリ名およびフィールド名に関しては、「19.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

フィールド名

リソースID

レポートの対象とするリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

例)

リソースIDが "AAA123" および "AAA456" の2件のデータが存在する場合、"AAA" を指定すると、その両方が対象になります。

レポート基準日

レポートの比較対象となる基準日を指定します。

推移比較設定専用

項目

説明

システムグループ

レポートの対象とするシステムグループを、プルダウンメニューより選択します。

サーバ

レポートの対照とするサーバを、プルダウンメニューより選択します。

サーバには、選択されたシステムグループに登録されたサーバの択肢が表示されます。

カテゴリ名

レポートの対象とするカテゴリ名およびフィールド名を指定します。

フィールド名には、選択されたカテゴリ名に応じた選択肢が表示されます。

指定できるカテゴリ名およびフィールド名に関しては、「19.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

フィールド名

リソースID

レポートの対象とするリソースIDを指定します。

省略した場合、全てのリソースIDを対象とします。

リソースIDは、指定した文字列で前方一致検索します。

例)

リソースIDが "AAA123" および "AAA456" の2件のデータが存在する場合、"AAA" を指定すると、その両方が対象になります。

レポート時間帯

推移比較を行いたい時間帯を指定します。レポート開始時間と終了時間が指定できます。

8.5.4 表示件数と時間に関する指定 

レポートの表示件数と時間に関する指定は、即時レポートまたは定期レポートにより異なります。

以下で、レポートの実行方法ごとに説明します。

■即時レポート

項目名

説明

レポート表示件数

レポートする際のデータの件数を選択します。

選択可能なデータ件数は以下です。

  • 件数指定
    • 1以上1000以下の数が入力可能です。
    • 入力した件数分だけのデータが表示されます。
  • 全件指定
    • 全てのデータが表示されます。

データ間隔

レポートする際のデータの間隔を選択します。

選択可能なデータ間隔は以下です。

  • 10分単位
    • データ保持期間:7日間
    • 1日間程度のレポート作成に適しています。
  • 1時間単位
    • データ保持期間:6週間
    • 1週間程度のレポート作成に適しています。
  • 1日単位
    • データ保持期間:53週間
    • 1月間以上のレポート作成に適しています。

当指定は、レポート種別により、選択不可能なものがあります。

データ保持期間より前をレポート期間に指定してもデータは表示されません。

レポート期間

レポートの対象とする期間を指定します。

プルダウンメニューより年、月、日、時、分を選択し、レポート開始日時とレポート終了日時を指定します。

■定期レポート

項目名

説明

レポート表示件数

レポートする際のデータの件数を選択します。

選択可能なデータ件数は以下です。

  • 件数指定
    • 1以上1000以下の数が入力可能です。
    • 入力した件数分だけのデータが表示されます。
  • 全件指定
    • 全てのデータが表示されます。

レポート形式

レポートの作成形式を選択します。

選択可能なレポート形式は以下です。

  • 日報
    • 基本的に10分単位のデータが使用されます。
  • 週報
    • 基本的に1時間単位のデータが使用されます。
  • 月報
    • 基本的に1日単位のデータが使用されます。

当指定は、定期レポート作成コマンドのオペランドで指定するレポート形式に対応しています。

日報を選択した場合は、定期レポート作成コマンドでレポート形式に日報(daily)を指定した場合に作成されます。

定期レポート作成コマンドについては、「8.4 定期レポート作成コマンド」を参照してください。

当指定は、レポート種別により、選択不可能なものがあります。

テスト表示オプション

レポート期間

テスト表示を行う際の、レポートの対象とする期間を指定します。

プルダウンメニューより年、月、日、時、分を選択し、レポート開始日時とレポート終了日時を指定します。

当オプションはテスト表示にだけ使用され、登録するレポートには影響しません。

8.5.5 操作ボタン 

操作ボタンは、レポート作成画面とレポート登録画面で異なります。

以下に、画面ごとの操作ボタンについて説明します。

■レポート作成画面

レポート作成画面には、以下のボタンが配置されます。

ボタン

説明

レポートを作成する

指定されたレポート条件で、レポートを作成します。

レポートは、レポート作成画面右側に表示されるとともに、履歴タブからも表示可能になります。

レポート作成中は、ステータスバーに「現在レポート作成中です.」とのメッセージが表示されます。

当メッセージ表示中は、「レポートを作成する」ボタンの操作はキャンセルされます。

■レポート登録画面

レポート登録画面には、以下のボタンが配置されます。

ボタン

説明

レポート条件をテストする

指定されたレポート条件で、目的のレポート内容が表示されるかを確認するために、レポートをテスト表示します。

レポートは、レポート登録画面の右側に表示されます。

本操作では、レポートのテスト表示のみを行い、即時レポートの履歴および定期レポートの日報/週報/月報表示には追加されません。

レポート条件を登録する

指定された名前で、レポート条件を登録します。

レポートの作成中は、ステータスバーに「現在レポート作成中です.」とのメッセージが表示されます。

当メッセージ表示中は、「レポート条件をテストする」ボタンの操作はキャンセルされます。


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