Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 性能監視> 4.1 性能監視ツールの機能

4.1.2 ネットワーク管理マネージャによる性能情報のリアルタイム監視機能(MIBによる監視)

 リアルタイム監視機能は、指定したアプリケーションの性能情報を、MIB情報(※)として通知する機能を提供します。
 本機能はWindows(R)版、Solaris OE版のみ使用可能です。

 Systemwalker CentricMGRなどのネットワーク管理マネージャには、MIB監視機能がサポートされています。ネットワーク管理マネージャの機能を利用することにより、以下のような運用が可能となります。

 Management Information Baseの略です。システム情報、TCP/IP情報を管理するために、定義された管理情報領域のことです。

 本機能を使用することにより採取できる情報は、アプリケーション種別ごとに項目が異なります。各アプリケーション種別における採取項目を以下に示します。

 本機能を使用する場合、性能ログファイルへの情報出力も同時に行われますので、オペレーション単位の情報などの、よりきめ細かな性能分析を行いたい場合には、性能ログファイルに蓄積された情報を分析してください。

 また、MIB情報を利用した監視方法などについては、ネットワーク管理マネージャのマニュアルを参照してください。

トランザクションアプリケーションまたはラッパーのオブジェクト

 ラッパーのオブジェクトはWindows(R)版、Solaris OE版のみ採取できます。

 これらの情報は、オブジェクト単位で採取されます。

EJBアプリケーション(旧版互換環境用)、Light EJBコンテナ(旧版互換環境用)、またはIJServerのEJBコンテナ

 これらの情報は、EJBアプリケーション単位またはLight EJBコンテナ単位(プロセス単位、およびVM単位)に採取されます。

CORBAアプリケーション


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