Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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付録A ディスク容量/データベース領域の見積もり

A.4 その他のケースの見積もり

資源配付機能を使用している場合、資源の配付経路となる運用管理サーバやクライアントなどとは別に、配付対象になる資源を開発するためのサーバやクライアントがある場合があります。これらの開発システムのサーバや開発システムのクライアントについても、資源配付機能を使用するためには資源が必要です。

■開発システムのサーバに必要な資源

運用管理サーバとほぼ同じ資源が必要です。DRMS管理ファイルのロールバック領域とインベントリ情報の領域は不要です。

◆DRMS管理ファイルの見積もり式

資源配付機能を使用する場合にDRMS管理ファイルとして必要なディスク容量の算出式は次のとおりです。

 

運用管理サーバのDRMS管理ファイル容量(単位:Kbyte)
= 管理情報の領域
 + 自システムの資源領域
 + ロギング情報の領域

 

次の条件を前提としています。

各項目ごとの見積もり式は次のとおりです。

管理情報の領域
=資源グループ数× 7.4×1アロケートサイズ
資源グループ数は、PTF製品数とPUF製品数を含みます。また、世代数は、製品の場合、修正レベル数を含みます。

 

自システムの資源領域
= 資源グループ数×世代数×資源データ量
資源領域の資源は、登録または受信した資源が対象となります。資源領域の情報、および資源は、次の契機で削除されます。
受信資源の拡張領域への保管を指定している場合は、次のように獲得されます。
ここで計算されるディスク容量は、DRMS編集ファイルで定義する、to_storagedir1〜to_storagedir10 で指定されたディレクトリに順次獲得します。
ここで計算されるディスク容量は、to_stagedir1〜to_stagedir10 で指定されたすべてのディレクトリに獲得します。

 

ロギング情報の領域 = 2068

 

◆作業領域の見積もり

運用管理サーバと同じ方法で、見積もってください。

 

■開発システムのクライアントに必要な資源

クライアントとほぼ同じ資源が必要です。ただし、自システムの資源領域、ロールバック領域、インベントリ情報の領域は不要です。

◆DRMS管理ファイルの見積もり式

次は資源配付機能を使用する場合にDRMS管理ファイルとして必要なディスク容量の算出式です。

 

クライアントのDRMS管理ファイル容量(単位:Kbyte)
= 管理情報の領域
 + ロギング情報の領域

 

次の条件を前提としています。

各項目ごとの見積もり式は次のとおりです。

管理情報の領域
= 15.1 + 資源グループ数×2.0

 

ロギング情報の領域 = 2248

 

◆作業領域の見積もり

クライアントと同じ方法で、見積もってください。


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