Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 資源を配付する(資源配付) | > 5.11 接続形態に合わせて運用する | > 5.11.1 回線交換利用時の運用 |
運用管理サーバと部門管理サーバの接続形態がINS-Cなどの回線交換時は、以下に示す項目に留意する必要があります。
資源配付の資源ダウンロード、適用状況検索を行うシステム数より回線数が少ない運用形態では、回線数以上の要求を同時に行うと、回線数を超えた要求はエラー(回線ビジー)となります。このため、回線数の範囲内で、要求を順次行う必要があります。
資源配付は、ダウンロードを行う場合、部門管理サーバに対して世代状況の問い合わせを行ったあとで、差分資源をダウンロードします。
状況の問い合わせとダウンロードが完了するまでセションを継続することで、部門管理サーバからの着呼によるダウンロードエラーを防止することができます。
ブルータを経由した場合などは、1部門管理サーバへの要求完了から指定の一定時間後に回線切断を行います。回線切断までに別の部門管理サーバに対する回線接続を行うとエラー(回線ビジー)となります。このため、別の部門管理サーバへの回線接続の前に一定のインターバルを開ける必要があります。
回線すべてを利用したダウンロード、適用状況検索を行っている際に、別の部門管理サーバから結果応答の着呼が入ると、次のダウンロード、適用状況検索または部門管理サーバの結果応答がエラー(回線ビジー)となる可能性があります。
このため、部門管理サーバからの結果応答を、行わない設定にする必要があります。また、結果応答はダウンロードと同じく、運用管理サーバ側からそれぞれの部門管理サーバに対して、回線数の範囲内で順次検索する運用となります。
回線交換利用時の運用形態例を、“図:回線交換利用時の運用形態例”に示します。
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