Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 資源を配付する(資源配付) | > 5.9 大規模システムで配付する | > 5.9.1 中継してトラフィックを軽減する |
運用管理サーバ配下のサーバが多階層の場合、さらに下位のサーバに資源をダウンロードする必要があります。また、最下位まで含めた資源中継状況とドメイン(サーバおよびクライアント)の資源適用状況が、運用管理サーバで把握できる必要があります。
多階層運用での資源中継状況と資源適用状況の把握は、資源配付のスケジュール設定を使用することにより可能となります。
中継サーバは、受信した資源を配下のサーバに転送する機能を提供します。この機能は配付する資源の種類によって中継先のあて先システムを自動的に判断します。
配下のサーバへの中継は、資源の受信が完了した時点で自動的に開始されます。
中継状況の通知は、スケジュール設定を使用して各中継サーバから、運用管理サーバに直接通知します。
このためには、通知を行う中継サーバと運用管理サーバが直接通信できる必要があります。
適用状況の通知は、スケジュール設定を使用して各部門管理サーバから、運用管理サーバまたは中継サーバに直接通知させます。このためには、通知を行う部門管理サーバと、運用管理サーバまたは中継サーバが直接通信できる必要があります。
適用状況通知の情報の範囲は任意に指定可能であり、また情報のカスタマイズを可能とするために、CSV形式で情報を格納します。DRMS管理ファイルには、中継サーバおよび部門管理サーバ側から通知された情報を格納します。多階層時には管理するシステム数も多くなるため、運用管理サーバに通知する情報はメンテナンス版数の情報に絞る形態を推奨します。詳細情報を参照する、または、カスタマイズを行う場合は、CSVファイルを参照ください。
CSVファイルの詳細については、“Systemwalker Software Delivery 使用手引書 UNIX・PC編”の“ファイルの形式”を参照してください。
“図:資源配付の多階層の運用概要”に資源配付多階層の運用概要(処理概要)を示します。
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