Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第5章 資源を配付する(資源配付) | > 5.4 配付するシステムを選択する | > 5.4.2 部門単位に一斉に配付する(個別メンテナンス版数) | > 5.4.2.3 共通メンテナンス版数の移行方法 |
共通メンテナンス版数に含まれる業務のうち、特定の業務だけを個別メンテナンス版数に移行する方法です。
移行方法の概要を“図:共通メンテナンス版数の特定の業務だけを個別メンテナンス版数に移行する方法”に示します。
移行手順を以下に説明します。
drmsdlt -a rms -d dfn |
drmsdfn -a rms -v V01 -j個別業務 |
drmsadd -a rms -v V01 -e RMS00000 |
移行する個別メンテナンス版数作業分の数だけ、2.と3.を繰り返します。
共通メンテナンス版数から不要な情報を取り除きたい場合は、削除コマンドを使用します。削除コマンドに不要な業務を指定することにより、共通業務だけのメンテナンス版数が再構築されます。
drmsdlt -a rms -d add -j 個別業務 |
作成した移行情報は、中継/部門管理サーバへ媒体等によりオフラインで配付してください。
drmscnv -a rms -k stsexp -v V01 -e RMS00000 -f 移行情報格納ファイル |
共通メンテナンス版数から不要な情報を取り除きたい場合は、運用管理サーバ側の4.と同様に削除コマンドを使用します。削除コマンドに不要な業務を指定することにより、共通業務だけのメンテナンス版数が再構築されます。
drmsdlt -a rms -d add -j 個別業務 |
運用管理サーバで作成した移行情報は、媒体などにより事前に入手してください。
drmscnv -a rms -k stsimp -f 移行情報格納ファイル |
上記2.の作業を行わなかった場合は、運用管理サーバから該当世代の送信あるいは移入を行う事となり、個別メンテナンス版数の適用処理を行う必要があります。その場合、個別メンテナンス版数の適用は既に共通メンテナンス版数で展開済み世代(ここでは、RSG2 E01/E02)について資源グループの展開処理は行わず、適用正常として処理を継続します(二重適用/古い世代の適用処理は行われません)。
各クライアントで適用する個別メンテナンス版数の定義を行います。クライアント側の設定ウィンドウまたは運用管理サーバからのポリシー配付で本定義を行います。
共通メンテナンス版数内の業務として定義していた業務情報は、個別メンテナンス版数のダウンロード時に自動的に移行されます。
目次
索引
![]() ![]() |