Systemwalker Software Delivery 運用手引書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 資源を配付する(資源配付) | > 5.3 資源配付の運用手順 | > 5.3.6 部門管理サーバに資源を適用する |
ユーザ資源とシステム修正データの適用順序と異常時の処理について、説明します。
なお、資源適用の順序性については、1資源グループ単位、または1メンテナンス版数単位に、世代識別名の順序どおりに適用処理を実施します。
ユーザ資源とシステム修正データの適用は、以下の順序で適用されます。
ユーザ資源またはシステム修正データの適用で異常を検出した場合の動作を、以下に示します。
IPL適用と後刻適用の適用順序と異常時の処理を、“図:IPL適用と後刻適用の適用順序と異常時の処理”に示します。
ユーザ資源またはシステム修正データの適用で異常を検出し適用処理が中断された以降は、適用異常を取り除かない限り、後刻適用およびIPL適用処理は実行されなくなります。
IPL適用、後刻適用を用いて複数の世代の適用を行う場合、未適用の世代のうち最も古い世代から適用処理が行われます。このため、未適用の世代の中に適用条件を満たさない(適用予定日時未超過、適用予定日時未定、または手動適用等)世代が一つでも存在すると、それ以降の世代に対しては、たとえ適用条件を満たしていたとしても、適用処理が行われません。
IPL適用、または後刻適用を用いて未適用のすべての世代を適用する場合は、管理情報変更コマンド(drmsmdfy)を用いて、適用する世代の管理情報を以下のどちらかに変更してください。
メンテナンス版数の後刻適用処理の判断は、以下のような動作となります。
【Windows版の場合】
メンテナンス版数の最新世代から適用種別をチェックし、適用予定日時経過済を検知した段階で、その世代より以前の世代を適用します。
【UNIX版の場合】
メンテナンス版数の最古世代から適用種別をチェックし、適用予定日時経過未の世代を検知した段階で、その一つ前の世代以前の世代を適用します。
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