Systemwalker Software Delivery 解説書 UNIX・PC編 13.0 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 様々なシステムでの利用> 4.1 高信頼システム環境での管理

4.1.3 管理対象

Systemwalker Software Deliveryとクラスタシステムの関係図を以下に示します。

Systemwalker Software Deliveryは、クラスタソフトウェアを含めて、クラスタシステムを構成する以下の資源を管理します。

資源

説明

クラスタソフトウェ

クラスタシステムを実現するためのソフトウェア。

クラスタシステ

クラスタソフトウェアで構築した高信頼システム全体。

クラスタサービ

クラスタソフトウェアが管理する資源のグループの単位。
グループ内の資源をクラスタソフトウェアが管理し、異常時には切替えを行う単位となります。

運用

クラスタサービスが通常稼働しているノード。

待機

クラスタサービスが通常稼働していないノード。運用系がノードダウンした時に稼働します。

プライマリノー

導入時に運用系として設定するノード。

セカンダリノー

導入時に待機系として設定するノード。

クラスタリソー

クラスタサービスを構成する個々の資源を指します。
(論理IP、共有ディスク、クラスタサービスに登録したアプリケーションなど)

論理IPアドレス

クラスタサービスに登録した論理的なIPアドレス。クラスタサービスの切替えにより待機系に切替ります。

物理IPアドレス

クラスタシステムを構成するそれぞれのノードに設定したIPアドレス。それぞれのノードに割当てます。

共有ディス

クラスタサービスに登録して、異常時に切替わるディスク。

ローカルディス

それぞれのノードごとに固定した切替わらないディスク。

クラスタ上のアプリケーショ

クラスタサービスに登録して、異常時には待機系に切替わるアプリケーション。

ローカルリソー

クラスタシステムを構成する資源で、クラスタサービスに登録していない資源。

プライマリノード、セカンダリノードに対して、それぞれローカルリソースを管理し、業務の切替え時には、クラスタリソースを管理します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1996-2006