Interstage Application Server 運用ガイド
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付録A Interstage運用操作ツールについて

A.3 Interstage運用操作ツール環境のカストマイズ

 Interstage運用操作ツールのカストマイズは、以下の手順で行います。

1)ポート番号のカストマイズ

 下記ファイルをエディタで開きます。

 C:\INTERSTAGE\F3FMwww\conf\F3FMisgui.dat

 /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat

 “port:数字”と記述されている行の“数字”の箇所を、任意のポート番号に書き換え、ファイルを保存します。1〜65535の値が記述可能です。

 /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

 “port 数字”と記述されている行の“数字”の箇所を、任意のポート番号に書き換え、ファイルを保存します。1〜65535の値が記述可能です。

 以下の手順で、Interstage Operation ToolサービスとF3FMwwwサービスを再起動してください。

  1. WWWサーバ、Servletサービスに関する業務を運用している場合には、それらの業務を停止してください。
  2. Interstage Operation Toolサービスを停止してください。
  3. WWWサーバおよびF3FMwwwサービスを停止します。isinitコマンドでWWWサーバの環境設定を行った場合には、isstopコマンドでInterstageを停止した後、F3FMwwwサービスを停止してください。
  4. F3FMwwwサービスを起動してください。
  5. WWWサーバを起動してください。isstopコマンドでInterstageを停止した場合には、isstartコマンドでInterstageを起動します。
  6. Interstage Operation Toolサービスを起動してください。
  7. WWWサーバ、Servletサービスに関する業務を運用していた場合には、それらの業務を起動してください。

 なお、ポート番号を変更した場合は、スタートメニューに登録した“Interstage運用操作ツール”のプロパティのURLに記載されたポート番号を同時に変更してください。

ポート番号を12000から15000に変更した場合

 変更前 http://localhost:12000/index1.htm
 変更後 http://localhost:15000/index1.htm

 以下の手順で、Interstage運用操作ツールとInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを再起動してください。

  1. WWWサーバ、Servletサービスに関する業務を運用している場合には、それらの業務を停止してください。
  2. isstopoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを停止してください。
  3. Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止します。isinitコマンドでWWWサーバの環境設定を行った場合には、isstopコマンドでInterstageを停止した後、Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止してください。
  4. Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動してください。isstopコマンドでInterstageを停止した場合には、isstartコマンドでInterstageを起動します。
  5. isstartoptoolコマンドにより、Interstage運用操作ツールを起動してください。
  6. WWWサーバ、Servletサービスに関する業務を運用していた場合には、それらの業務を起動してください。


 拡張システムのInterstage運用操作ツールを起動する場合は、isstartoptoolコマンドで“-M システム名”を指定する必要があります。

2)クライアント側タイムアウト時間のカストマイズ

 下記ファイルをエディタで開きます。

 C:\INTERSTAGE\gui\etc\config

 /etc/opt/FJSVisgui/config

 “Client timer:数字”(注1)と記述されている行の“数字”の箇所を、任意のタイムアウト監視時間に書き換え、ファイルを保存します。0〜86400秒が記述可能です。0が設定された場合にはタイムアウト時間の監視を行いません。デフォルトでは0が設定されます。

 Interstage運用操作ツールサービスを再起動します。

 (注1) :“Client timer:数字”の‘:(コロン)’の前後には、空白を記述できません。

3) SSLの使用について

 SSLを使用する場合は、Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの環境定義ファイルにSSL環境定義ファイルを示す”sslfile”定義文を指定する必要があります。また、SSL環境定義ファイルにはSSLを使用するための各定義を記述します。

 下記ファイルをエディタで開きます。

C:\INTERSTAGE\F3FMwww\Conf\F3FMisgui.dat

/etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat

 以下の定義文をWWWサーバの環境定義ファイルに追加します。(ファイル名は例です。)

sslfile:C:\INTERSTAGE\gui\conf\sslfile.dat

sslfile:/etc/opt/FJSVisgui/sslfile.conf

 SSL環境定義ファイルに記述する各定義文の詳細については、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。


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