Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録A Interstage運用操作ツールについて

A.2 Interstage運用操作ツール環境の構成

 Interstage運用操作ツールは、以下の資源により構成されています。

WWWブラウザ

 Interstage運用操作ツールは、WWWブラウザ上で動作します。使用可能なWWWブラウザは、“インストールガイド”を参照してください。

サービス

Interstage Operation Toolサービス

 Interstage運用操作ツール用のサービスです。Interstage運用操作ツールを使用するには、本サービスが動作している必要があります。
 本サービスは、サーバ起動時に自動起動されます。
 また、本サービスは、F3FMwwwサービスが起動されていることが前提となっています。
 F3FMwwwサービスを停止する場合には、本サービスも停止します。

Interstage運用操作ツール

 Interstage運用操作ツールの本体です。Interstage運用操作ツールを使用するには、isstartoptoolコマンドにて本ツールを起動する必要があります。
 isstartoptoolコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

 Interstage運用操作ツールを起動する際は、環境変数“LANG”に、“ja”または“ja_JP.PCK”など、OSのLANG情報と同一の値を設定する必要があります。

WWWサーバ

 Interstage運用操作ツール用WWWサーバ

 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバです。本WWWサーバは、サーバ起動時に自動起動されます。

 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバです。本WWWサーバは、Interstage運用操作ツールを使用する前に起動しておく必要があります。WWWサーバの起動方法については、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバです。本WWWサーバは、Interstage運用操作ツールを使用する前に起動しておく必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、httpdコマンドを使用します。
 httpdコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動する際は、環境変数“LANG”に、“ja”または“ja_JP.PCK”など、OSのLANG情報と同一の値を設定する必要があります。

環境ファイル

Interstage運用操作ツール用WWWサーバの環境定義ファイル

 Interstage運用操作ツール用WWWサーバの環境定義ファイルです。WWWサーバに対するカストマイズに使用します。

  C:\INTERSTAGE\F3FMwww\conf\F3FMisgui.dat

 また、Interstage運用操作ツール用WWWサーバを起動する際は、本環境定義ファイルを指定して起動してください。

  /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat

 また、Interstage運用操作ツール用WWWサーバを起動する際は、本環境定義ファイルを指定して起動してください。

  /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

Interstage運用操作ツールの環境定義ファイル

 Interstage運用操作ツールの環境定義ファイルです。Interstage運用操作ツールに対するカストマイズに使用します。

  C:\INTERSTAGE\gui\etc\config

  /etc/opt/FJSVisgui/config

ログファイル

Interstage運用操作ツールのエラーログ

 Interstage運用操作ツールのエラー情報が出力されるログファイルです。
 エラーログには、以下の2つのファイルがあります。

  C:\INTERSTAGE\gui\trc\errlog
  C:\INTERSTAGE\gui\trc\errlog_cgi

  /var/opt/FJSVisgui/trc/errlog
  /var/opt/FJSVisgui/trc/errlog_cgi

 なお、errlogおよびerrlog_cgiのエラー情報は、一定量を超えると以下のファイルにバックアップされます。

  C:\INTERSTAGE\gui\trc\errlog.old
  C:\INTERSTAGE\gui\trc\errlog_cgi.old

  /var/opt/FJSVisgui/trc/errlog.old
  /var/opt/FJSVisgui/trc/errlog_cgi.old

Interstage運用操作ツールのオペレーションログ

 Interstage運用操作ツールによりInterstageに対して行われた操作の履歴を出力するファイルです。

  C:\INTERSTAGE\gui\trc\oplog

  /var/opt/FJSVisgui/trc/oplog

 なお、oplogの情報は、一定量を超えると以下のファイルにバックアップされます。

  C:\INTERSTAGE\gui\trc\oplog.old

  /var/opt/FJSVisgui/trc/oplog.old

Interstage運用操作ツールのセットアップログ

 Interstage運用操作ツールによるInterstage環境セットアップ時に、エラーが発生した場合の実行結果ログが出力されるファイルです。このファイルが採取された場合、WWWブラウザにセットアップログを参照するためのボタン『セットアップログ表示』が表示されます。このボタンを押下することによりセットアップログをWWWブラウザに表示することができます。

  C:\INTERSTAGE\gui\trc\isinit_log

  /var/opt/FJSVisgui/trc/isinit_log


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004