Interstage Application Server 運用ガイド
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付録A Interstage運用操作ツールについて

A.1 使用方法

 Interstage運用操作ツールを使用する場合、以下の流れで操作を行います。

 上記操作は、Interstage運用操作ツールのインストール作業完了直後から行うことができます。インストール作業については、“インストールガイド”の“インストール手順”を参照してください。
 上記操作は、Interstage運用操作ツールのインストール作業完了後の、システムリブート後に行うことができます。インストール作業については、“インストールガイド”を参照してください。
 Interstage運用操作ツールを起動するユーザの環境変数“LANG”の設定値がシステムのロケール値と同様に“ja”または“ja_JP.PCK”となっていることを確認して、Interstage運用操作ツールを起動してください。
 上記操作は、Interstage運用操作ツールおよびWWWサーバのインストール作業完了後、Interstage運用操作ツールおよびInterstage運用操作ツール用のWWWサーバの起動を行うことにより運用操作を行うことができるようになります。インストール作業については、“インストールガイド”を参照してください。

Interstage運用操作ツールへのログオン

 Interstage運用操作ツールへのログオンは、以下の手順で行います。

1) WWWブラウザの起動

 Interstage運用操作ツールを使用するためのWWWブラウザを起動してください。

2) Interstage運用操作ツールのURLの指定

 Interstage運用操作ツールのURLを入力します。これにより、Interstage運用操作ツールのログオン画面が表示されます。

  入力するURLおよびポート番号は、以下の形式です。

http://ホスト名:ポート番号/

 ポート番号が12000の場合、以下のように指定します。

http://localhost:12000/

http://ホスト名:12000/

 ポート番号は、Interstage運用操作ツールのインストール時に指定したポート番号です。デフォルトは12000です。

 拡張システムのInterstage運用操作ツールを起動する場合は、iscreatesysコマンドにより、拡張システムを生成したあとで、Interstage運用操作ツールを、isstartoptoolコマンドにて起動する必要があります。(Interstage運用操作ツール用のWWWサーバはシステム単位に起動する必要はありません。)

3) Interstage運用操作ツールへのログオン

 Interstage運用操作ツールのログオン画面に対して、以下の情報を入力し、ログオン操作を行います。これによりログオン操作が完了します。

 上記“ユーザ名”は、Windows NT(R)/Windows(R) 2000のオペレーティングシステムに登録しているユーザ名です。
 なお、PlusDeveloperの場合は、Windows(R) XP Professionalを使用することができます。Windows(R) XP Professionalを使用する場合には、必ずパスワードを設定したユーザ名を指定してください。

 Windows(R) XP Professionalを使用する場合には、Interstage運用操作ツールのログオン画面で、ユーザ名に指定するユーザ名には注意が必要です。
 Interstage運用操作ツールのログオン時に、指定できるユーザ名は以下のとおりです。

 Windows(R) XP Professionalでは、「名前」と「フルネーム」に異なる値を設定した場合には、Windowsのログオン時に「フルネーム」が表示されます。Interstage運用操作ツールに指定するユーザ名は、「フルネーム」に対応した「名前」を指定する必要があります。

 上記“ユーザ名”は、Solaris OEのオペレーティングシステムに登録しているユーザ名です。

 上記“ユーザ名”は、Linuxのオペレーティングシステムに登録しているユーザ名です。

4) 初期画面の表示

 ログオン操作により初期画面が表示されます。初期画面は、以下の条件により決定します。

  初期画面の決定条件を以下に示します。

管理者権限の有無

セットアップ状態

Interstage動作状態

初期画面

あり

未セットアップ

簡易セットアップ

あり

セットアップ済み

停止中

Interstage運用

あり

セットアップ済み

起動中

ワークユニット運用

なし

未セットアップ

ログオン失敗(*)

なし

セットアップ済み

停止中

ワークユニット定義

なし

セットアップ済み

起動中

ワークユニット運用

(*):Interstage運用操作ツールへのログオンに失敗します。

Interstage運用操作ツールによる操作

 Interstage運用操作ツールへのログオンが完了すると、Interstage運用操作ツールによるInterstageの運用操作を行うことができます。
 Interstage運用操作ツールから運用操作を行う場合、すべての操作がログオンユーザの権限で実行されます。
 具体的な操作方法については、Interstage運用操作ツールのヘルプを参照してください。

Interstage運用操作ツールからのログオフ

 Interstage運用操作ツールによる操作を終える時は、Interstage運用操作ツールからのログオフを行います。

Interstage運用操作ツールからのSOAPサービスの操作

 Interstage運用操作ツールとSOAPサービスを連携させることで、Interstage運用操作ツールからWebサービス情報編集ツールの画面を表示することができます。Interstage運用操作ツールのメニューフレームに表示される「SOAP操作」ボタンをクリックすることで、Webサービス情報編集ツールの画面表示が表示されます。
 なお、以下の条件の場合に、Interstage運用操作ツールのメニューフレームに「SOAP操作」ボタンが表示されます。

 Interstage運用操作ツールとWebサービス情報編集ツールを連携させるために必要な手順は、以下のとおりです。

デフォルトシステムの場合
(1) Interstage運用操作ツール用WWWサーバの停止
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するため、事前にInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止する必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止するには、ippstopコマンドを使用します。
 ippstopコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstop -f /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
 ippstopコマンドについての詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからWebサービス情報編集ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。
  cgi-path-idnt: /opt/FJSVjs2su/gateway/ FJSVjs2su
  filter-file: /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw.so
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するには、issetupoptoolコマンドを使用します。本コマンドを使用することで、上記ファイルのエディタからの編集処理は不要となります。
 issetupoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # issetupoptool
 なお、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。
  /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
(3) Interstage運用管理用Servletサービスの起動
 Webサービス情報編集ツールを使用するには、Interstage運用管理用Servletサービスを起動する必要があります。Interstage運用管理用Servletサービスを起動するには、jssvstartコマンドを使用します。
 jssvstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart
(4) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、ippstartコマンドを使用します。
 ippstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstart -f /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
(5) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # isstartoptool
(6) Interstage運用操作ツールにログオン
(7) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「SOAP操作」ボタンをクリック
拡張システムの場合
(1) 拡張システムの生成
 iscreatesysコマンドで拡張システムを生成します。
 iscreatesysコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # iscreatesys -M system01
(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからWebサービス情報編集ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。
   cgi-path-idnt: /opt/FJSVjs2su/gateway/ FJSVjs2su
   filter-file: /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw.so
         conf=/var/opt/FJSVisas/system/system01/FJSVjs2su/etc/jsgw.conf
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するには、issetupoptoolコマンドを使用します。本コマンドを使用することで、上記ファイルのエディタからの編集処理は不要となります。
 issetupoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # issetupoptool -M system01 -p 12222
 なお、拡張システム用のInterstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。
  /var/opt/FJSVisas/system/system-name/FJSVisgui/etc/FJSVisgui.dat
(3) Interstage運用管理用Servletサービスの起動
 Webサービス情報編集ツールを使用するには、Interstage運用管理用Servletサービスを起動する必要があります。Interstage運用管理用Servletサービスを起動するには、jssvstartコマンドを使用します。
 jssvstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart -M system01
(4) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、ippstartコマンドを使用します。
 ippstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstart -f /var/opt/FJSVisas/system/system01/FJSVisgui/etc/FJSVisgui.dat
 なお、WWWサーバ起動時には、事前に環境変数IS_SYSTEMに拡張システム名を設定する必要があります。
(5) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 拡張システムの場合は、-Mオプションに拡張システム名を指定してください。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # isstartoptool -M system01
(6) Interstage運用操作ツールにログオン
(7) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「SOAP操作」ボタンをクリック

 デフォルトシステムが使用するポート番号で起動したログイン画面から、拡張システム名を指定してログインした場合には、画面に「SOAP操作」ボタンは表示されません。
 拡張システムにて、Interstage運用操作ツールからのWebサービス情報編集ツールの起動を行う場合には、必ず拡張システム用のポート番号を指定して、ログイン画面を起動してください。

Interstage運用操作ツールからのSOAPサービスの操作

 Interstage運用操作ツールとSOAPサービスを連携させることで、Interstage運用操作ツールからWebサービス情報編集ツールの画面を表示することができます。Interstage運用操作ツールのメニューフレームに表示される「SOAP操作」ボタンをクリックすることで、Webサービス情報編集ツールの画面表示が表示されます。
 なお、以下の条件の場合に、Interstage運用操作ツールのメニューフレームに「SOAP操作」ボタンが表示されます。

 Interstage運用操作ツールとWebサービス情報編集ツールを連携させるために必要な手順は、以下のとおりです。

(1) Interstage運用操作ツール用WWWサーバの停止
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するため、事前にInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止する必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止するには、killコマンドを使用します。
 killコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # kill -TERM `cat /var/opt/FJSVisgui/tmp/httpd.pid`

(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからWebサービス情報編集ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。定義ファイルを確認してください。なお、定義はインストール時に自動設定されるため、設定は不要です。

  LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw_apapi.so
  include /opt/FJSVjs2su/conf/jsgw_apapi.conf
  <IfModule mod_alias.c>
    ScriptAlias /soap_isgui/ "/opt/FJSVsoap/webapps/soap_isgui"
    <Directory "/opt/FJSVsoap/webapps/soap_isgui">
      AllowOverride None
      Options +FollowSymLinks
      Order allow,deny
      Allow from all
    </Directory>
  </IfModule>

 なお、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。

  /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

(3) Interstage運用管理用Servletサービスの起動
 Webサービス情報編集ツールを使用するには、Interstage運用管理用Servletサービスを起動する必要があります。Interstage運用管理用Servletサービスを起動するには、jssvstartコマンドを使用します。
 jssvstartコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart

(4) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、httpdコマンドを使用します。
 httpdコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

(5) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # isstartoptool

(6) Interstage運用操作ツールにログオン

(7) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「SOAP操作」ボタンをクリック

Interstage運用操作ツールからのJ2EEアプリケーションの運用

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させることで、Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの画面を表示することができます。Interstage運用操作ツールのメニューフレームに表示される「J2EE管理ツール」ボタンをクリックすることで、J2EE管理ツールの画面が表示されます。
 なお、以下の条件の場合に、Interstage運用操作ツールのメニューフレームに「J2EE管理ツール」ボタンが表示されます。

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させるために必要な手順は、以下のとおりです。

(1) Interstage運用操作ツール用WWWサーバの停止
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するため、事前にInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止する必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止するには、コントロールパネルの管理ツールからサービスを選択し、一覧から"F3FMwww"を選択して停止します。

(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。定義ファイルを確認してください。なお、定義はインストール時に自動設定されるため、通常は編集する必要はありません。

cgi-path-idnt: INTERSTAGE_PATH\F3FMJS~1\gateway\ F3FMjs2su

filter-file: INTERSTAGE_PATH\F3FMJS~1\gateway\jsgw.dll

※ INTERSTAGE_PATH : Interstageインストールフォルダ

 なお、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。

  [Interstageインストールフォルダ]\F3FMwww\conf\F3FMisgui.dat

(3) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、コントロールパネルの管理ツールからサービスを選択し、一覧から“F3FMwww”を選択して開始します。

(4) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # isstartoptool

(5) Interstage運用操作ツールにログオン

(6) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「J2EE管理ツール」ボタンをクリック

Interstage運用操作ツールからのJ2EEアプリケーションの運用

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させることで、Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの画面を表示することができます。Interstage運用操作ツールのメニューフレームに表示される「J2EE管理ツール」ボタンをクリックすることで、J2EE管理ツールの画面が表示されます。
 なお、以下の条件の場合に、Interstage運用操作ツールのメニューフレームに「J2EE管理ツール」ボタンが表示されます。

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させるために必要な手順は、以下のとおりです。

デフォルトシステムの場合
(1) Interstage運用操作ツール用WWWサーバの停止
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するため、事前にInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止する必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止するには、ippstopコマンドを使用します。
 ippstopコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstop -f /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
 ippstopコマンドについての詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。
  cgi-path-idnt: /opt/FJSVjs2su/gateway/ FJSVjs2su
  filter-file: /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw.so
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するには、issetupoptoolコマンドを使用します。本コマンドを使用することで、上記ファイルのエディタからの編集処理は不要となります。
 issetupoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # issetupoptool
 なお、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。
  /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
(3) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、ippstartコマンドを使用します。
 ippstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstart -f /etc/opt/FJSVisgui/FJSVisgui.dat
(4) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # isstartoptool
(5) Interstage運用操作ツールにログオン
(6) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「J2EE管理ツール」ボタンをクリック
拡張システムの場合
(1) 拡張システムの生成
 iscreatesysコマンドで拡張システムを生成します。
 iscreatesysコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # iscreatesys -M system01
(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。
   cgi-path-idnt: /opt/FJSVjs2su/gateway/ FJSVjs2su
   filter-file: /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw.so
         conf=/var/opt/FJSVisas/system/system01/FJSVjs2su/etc/jsgw.conf
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するには、issetupoptoolコマンドを使用します。本コマンドを使用することで、上記ファイルのエディタからの編集処理は不要となります。
 issetupoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # issetupoptool -M system01 -p 12222
 なお、拡張システム用のInterstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。
  /var/opt/FJSVisas/system/system-name/FJSVisgui/etc/FJSVisgui.dat
(3) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、ippstartコマンドを使用します。
 ippstartコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # ippstart -f /var/opt/FJSVisas/system/system01/FJSVisgui/etc/FJSVisgui.dat
 なお、WWWサーバ起動時には、事前に環境変数IS_SYSTEMに拡張システム名を設定する必要があります。
(4) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 拡張システムの場合は、-Mオプションに拡張システム名を指定してください。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。
  # isstartoptool -M system01
(5) Interstage運用操作ツールにログオン
(6) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「J2EE管理ツール」ボタンをクリック

 デフォルトシステムが使用するポート番号で起動したログイン画面から、拡張システム名を指定してログインした場合には、画面に「J2EE管理ツール」ボタンは表示されません。
 拡張システムにて、Interstage運用操作ツールからのWebサービス情報編集ツールの起動を行う場合には、必ず拡張システム用のポート番号を指定して、ログイン画面を起動してください。

Interstage運用操作ツールからのJ2EEアプリケーションの運用

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させることで、Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの画面を表示することができます。Interstage運用操作ツールのメニューフレームに表示される「J2EE管理ツール」ボタンをクリックすることで、J2EE管理ツールの画面表示が表示されます。
 なお、以下の条件の場合に、Interstage運用操作ツールのメニューフレームに「J2EE管理ツール」ボタンが表示されます。

 Interstage運用操作ツールとJ2EE管理ツールを連携させるために必要な手順は、以下のとおりです。

(1) Interstage運用操作ツール用WWWサーバの停止
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバの定義ファイルを編集するため、事前にInterstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止する必要があります。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを停止するには、killコマンドを使用します。
 killコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # kill -TERM `cat /var/opt/FJSVisgui/tmp/httpd.pid`

(2) WWWサーバの定義ファイル編集
 Interstage運用操作ツールからJ2EE管理ツールの起動を可能とするためには、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルに以下の定義を設定する必要があります。定義ファイルを確認してください。なお、定義はインストール時に自動設定されるため、設定は不要です。

  LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2su/gateway/jsgw_apapi.so
  include /opt/FJSVjs2su/conf/jsgw_apapi.conf
  <IfModule mod_alias.c>
    ScriptAlias /soap_isgui/ "/opt/FJSVsoap/webapps/soap_isgui"
    <Directory "/opt/FJSVsoap/webapps/soap_isgui">
      AllowOverride None
      Options +FollowSymLinks
      Order allow,deny
      Allow from all
    </Directory>
  </IfModule>

 なお、Interstage運用操作ツール用WWWサーバの定義ファイルは以下に配置されています。

  /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

(3) WWWサーバの起動
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動します。
 Interstage運用操作ツール用のWWWサーバを起動するには、httpdコマンドを使用します。
 httpdコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd_FJSVisgui.conf

(4) Interstage運用操作ツールの起動
 isstartoptoolコマンドにてInterstage運用操作ツールを起動します。
 isstartoptoolコマンドの使用例は以下のとおりです。

  # isstartoptool

(5) Interstage運用操作ツールにログオン

(6) Interstage運用操作ツールのメニューフレームの「J2EE管理ツール」ボタンをクリック


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